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Xperiaをお使いの方でこんな症状はありませんか?
[2021.05.08] スマホスピタル西宮北口 / ラベル: ドックコネクター交換修理(充電部分) ,
国産スマートフォンとして根強い人気のXperiaシリーズですが、画面割れやバッテリー交換は使っていると起こりうる修理内容になります。
ただこのつとは別に多くあるのが「充電器を挿しても反応が無くて充電が出来ない」とのことで持ち込まれる端末です。
今までにこの症状で修理依頼を受けた機種は、XperiaXZpremium・XperiaXZ1の2機種ではありますが
お持ちの方も多くいるのではないでしょうか?
充電反応がない原因
かなり長く使われている端末だとバッテリーの劣化でただ単に充電が溜まらなくなっているという事も考えられますが
主に充電口のトラブルが多いのでそのあたりの解説をしていこうと思います。
充電口が悪い場合ももちろんありますが、この機種に関しては基盤の問題と言うべきかと思います。
XZpremiumの場合基盤にコネクターがはんだ付けされていて、そのコネクターに充電口のケーブルが刺さるという構造をしています。
そしてその受け側である基盤のコネクターのはんだがかなり弱いものなので
充電口のコネクターを取り付けてグッと押さえてやると充電反応があったりします。
対処方法
はんだが薄く弱いものなので目に見えない規模で剥がれていたり接触不良が起こっていると考えられます。
この場合の対処法としては、はんだ付け部分に再び軽くはんだを馴染ませてやると充電反応が戻ることが多いです。
あとは背面のパネルを閉める前に圧力がかかるようにコネクター部分を絶縁テープなどで嵩増しして閉めてやると効果的かもしれません。
XZ1の場合
こちらは落とされた直後から充電反応がなくなった端末や
充電口が奥に入り込んで充電器がしっかり刺さらないといった症状が見受けられます。
実際に分解してみると充電口のコネクターが落とされた衝撃で外れてしまっていたり
充電口を固定するプラスチック製のパーツが折れて充電口自体が中に押し込まれていたこともありました。
対処方法
プラスチックの押さえ板が折れていた場合は瞬間接着剤で固定しなおすしかありません。
落とした衝撃でコネクターが抜けてしまったものに関しては、本体の画面を開けた時に取り付けられている
銀色の鉄板との隙間が大きい為こちらも絶縁テープなどで嵩増しをして押さえつけて本体を閉じます。
まとめ
人気機種だけにもったいない感じはありますが、充電口自体が悪いわけではないのでパーツの問題ではありません。
構造上起こってくる事象になるので対処法を試みたところでいずれまた同じ症状が現れる可能性は高いです。
なので異常がない状態のときにバックアップをしっかりとっていただいて、早めの機種変更をお勧めいたします。
スマホスピタル西宮北口 店舗情報
- 住所
- 〒 663-8035 西宮市北口町1-2 ACTA東館1館外部店舗101号室
- 営業時間
- 10時〜21時(定休日:なし)
- nishinomiya@smahospital.jp
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