修理速報
手帳型のケースから浮き上がるほどのバッテリー膨張を見せるMate 10 Pro、スマホスピタル熊本下通店がバッテリー交換をさせていただきました。
[2020.09.14] スマホスピタル 熊本 / ラベル: バッテリー交換修理 , Huawei
iPhone・スマホ修理のスマホスピタル熊本下通店では、iPhoneシリーズやAndroid端末の画面交換修理やバッテリー交換修理をはじめ、様々な修理依頼を承っております。
さて、今回iPhone・スマホ修理のスマホスピタル熊本下通店にご来店いただいたのは、熊本県八代市よりご来店いただいたお客様で、HUAWEIから発売されております、Mate 10 Proをお使いでした。ご来店いただいた理由としましては、メイン端末としてお使いになられているMate 10 Proの背面パネルが浮き上がってきてしまったという事でお問い合わせいただきご来店いただきました。実際にお持ち込み頂いた時の写真が一枚目の写真です。
バックパネルに粘着テープが貼られていますが、意味を成しておらずぱっくりとバックパネルが開いてしまった状態でした。
このような状態では、いくら防塵や耐水を備えている機種とは言っても水滴やホコリが入りたい放題の状態です。この状態で使い続けるとホコリや水滴によりメイン基板が損傷して使い物にならなくなります。
この記事を読まれている皆さんも自分の使っているスマートフォンの厚みが変わった、画面やバックパネルが浮き上がってきた等異変に気付いたらすぐに修理に出すなど手を打つようにしましょう。
今回のお客様は通常Mate 10 Proを手帳型のケースにはめて使われているそうで、ご来店いただく前日までは手帳型のケースにMate 10 Proがはまっていたそうです。
しかし、充電する為にケーブルに繋いだまま寝て、朝起きた時には手帳型のケースからMate 10 Proが浮き上がっていた状態を確認し、危ないかもしれないということから今回iPhone・スマホ修理のスマホスピタル熊本下通店にお問い合わせされたそうです。
Mate 10 Proのバッテリー交換修理は他のAndroid端末と同様に約2時間から3時間でご案内しており、今回のお客様もお時間を見て再度ご来店いただくことになりました。
それでは、Mate 10 Proのバッテリー交換修理に入っていきます。Mate 10 Proは背面パネルから分解していく裏展開の機種になり今回のMate 10 Proはバックパネルが浮き上がっている為、浮き上がったところをきっかけに粘着テープを取りながら、塗装が剥がれないように気をつけながらバックパネルを剥がしていきます。バックパネルを剥がすと二枚目の写真のようになります。
バックパネルとメイン基板が指紋認証のケーブルで繋がっている為、まずそこを外します。次にメイン基板を固定しているネジを取り外して、基板のカバーを取ります。
メイン基板にバッテリーのケーブルや画面やサブ基板から伸びているケーブルがあるので、バッテリーのケーブルを取り順に取り外していきます。HUAWEI製スマホやZenfoneなどによく見られる構造としてあるのが、メイン基板とサブ基板(充電コネクタやスピーカー関連の機能がある基板)をケーブルで繋ぐ構造です。
この構造を採用している機種で特に気をつけたいのが今回修理依頼をいただいたMate 10 Proの様なメイン基板とサブ基板を繋ぐケーブルがバッテリーの上を通してメイン基板に繋がっている機種です。
それぞれの基板にケーブルが付いている為、これらの機種はバッテリーの膨張を起こすとケーブルにストレスがかかり、基板の繋がっている端子部分を曲げたり損傷させてしまいます。
実際にバッテリーの膨張でお持ち込み頂いたお客様の中で基板損傷を起こしているケースもあります。スマートフォンを選ぶときに内部の構造がどうなっているか等調べることは難しいかと思われますので、対策としてはどんなスマートフォンもバッテリーの減りがおかしい等異変に気付いたらバッテリー交換、充電しながらスマートフォンを触らない等バッテリーに負荷をかけないようにしましょう。
それぞれのケーブルを取ったらバッテリーを取り外していきます。Mate 10 Proのバッテリーは本体フレームに粘着テープでしっかり固定されている為、隙間からカードを差し込み溶解液を使って慎重に取り外します。
バッテリーが取り外せたら新しいバッテリーを取り付けて元のように仮で組み上げていきます。Mate 10 Proを起動させ動作の確認とバッテリーの溜まりと減り方に異常がないか確認したらバッテリーを粘着テープで固定してメイン基板もネジで固定してバックパネルを張り付けて組み上げます。
すべて組み上げたところ、新品のMate 10 Proのように綺麗にバックパネルも問題なく張り付き修理完了しました。お客様には約2時間後にご来店いただきMate 10 Proの状態を確認していただきました。元々付けられていた手帳型のケースにはまるということを確認され「膨張が酷くなる前に修理出来て良かったです!」と喜ばれていらっしゃいました。
今回ご紹介しました、Mate 10 Proのバッテリー交換につきまして、バッテリーの膨張による問い合わせや修理依頼が非常に多くなっている傾向がございます。もしMate 10 Proをお使いの方でお困りの方がいらっしゃいましたらスマホスピタル熊本下通店までお気軽にご相談くださいませ。
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