修理速報
Xperia Z5、バッテリー自体が破損しちゃった!
[2021.02.27] スマホスピタル心斎橋 / ラベル: バッテリー交換修理 , Xperia Z5 (SOV32)
Androidなどスマホの修理において、
「バッテリー交換」は
ご依頼が最も多い修理メニューの一つです。
ほとんどの場合は、
使用年数が長くなったことに伴い
劣化してしまったバッテリーを交換するケースです。
しかし、数はそれほど多くないものの、
バッテリー部品自体が破損・故障してしまったという事例も
発生しております。
先日は、そんな事例に当てはまる
Xperia Z5を修理いたしました。
元々、充電していないと起動できなかったり、
突然起動できなくなったりといった症状にお困りでした。
症状だけお聞きすると、
よくあるバッテリー劣化が疑われる事例なのですが…
Xperiaで使用できるService Testsでバッテリーの状態をチェックしてみると、
なんとバッテリー最大容量が「0」!
一番下には
「Good, no need to replace it」(状態は良い。交換する必要なし)
と表示されていますが、
最大容量0は明らかにおかしいですよね!
症状も出ておりましたので、
早速分解して内部をチェックしてみました。
取りつけられていたバッテリー部品を取り外してみたところ⇩
なんと、バッテリー部品のコネクター部分
(本体に取り付ける際の接続部分)
がそもそも破損していました!
どうやら、落下などの衝撃が加わった時に、
内部でバッテリーがずれてしまい、
部品が破損してしまったようです。
Xperiaシリーズの内蔵バッテリーは
基本的に粘着成分で固定されているのですが、
ご利用に伴う経年劣化で
その粘着成分が弱化してしまうことがあります。
それにより、
内部でバッテリーがズレてしまう可能性があるのです。
幸い、本体側のコネクターは破損していなさそうです!
(画像内の赤丸部分)
新しいバッテリーをつないで
動作をチェックしてみましょう。
こちらが取りつけ予定の新品バッテリーです。
本来は、コネクターがこのとおりきちんとついているんです!
これを取りつけて動作チェックしてみました。
最大容量が適正値で表示されています!
動作にも問題はありません。
この機種の場合、
およそ3000000(uAH)が
バッテリー新品時の最大容量目安です。
交換後は、起動不良や突然のシャットダウン等といった
不具合も発生しなくなりました。
やはり、元バッテリーのコネクターが
物理的に破損していたことが
直接の原因だったようです。
Z5に限らず、バッテリー(特にコネクター部分)が破損している事例は
時折お見掛けします。
部品がそもそも破損してしまうため、
バッテリー持ちをいくら工夫しても
根本解決にはなりません。
もし、「バッテリーがおかしいかも?」と思われましたら、
ぜひお気軽にご相談ください!
今回のXperia Z5に加え、
当アンドロイドホスピタル心斎橋本店では
Xperia各機種のバッテリー交換を行なっております。
機種毎の交換費用は
当店ホームページにてご確認ください。
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