修理速報
Xperia X Performanceのバッテリーが膨張、背面のパネルが浮いてきた状態の修理を実施しました。
[2021.06.07] スマホスピタル 広島本通り / ラベル: バッテリー交換修理 , Xperia X Performance (SOV33)
Xperia X Performance バッテリー交換修理について
今回ご依頼頂いた修理の内容は、
Xperia X Performanceの背面のパネルが浮いてきたといった内容です。
普段はケースを付けていたので、
いつから浮いてきたのかは分からないが、
浮いた状態を何とかしたいと、
西区より修理にお越しいただきました。
Xperia X Performance 端末の状態
まずはお持ちいただいた端末の状態を確認してみます。
背面パネル、下部が確かに浮いてしまっています。
この様な状態になる原因は、
バッテリーが膨張したことにより、
背面のパネルを押し上げてしまった状況です。
バッテリーが膨張してしまうと、
劣化が進み持ちが悪くなる症状を起こす事があります。
バッテリーの劣化状態を確認するために、
設定を使い、バッテリーの容量を確認してみます。
Actual Batt(uAh): 2154000
Xperia X Performanceの端末の仕様では、
バッテリー容量の数値は2570mAhとされていますので、
20%近く数値が減少している状態です。
バッテリーの膨張や、持ちが悪い症状は、
新しいバッテリーに交換することで改善できます。
Xperia X Performance バッテリー交換修理
Xperia X Performanceの端末は、
バッテリー交換の際は、
背面のパネルを最初に取り外します。
背面のパネルは両面テープの様なシールで、
本体に接着されています。
シールを温めると柔らかくなる為、
まずは背面側から温めて分解します。
背面のパネルを取り外すと、
端末の真ん中にあるバッテリーが、
膨張している事がよくわかります。
バッテリーのコネクタが基盤に取り付けられていますが、
このコネクタは何かの拍子に外れてしまわないように、
黒いプレートでネジ止めされています。
一通りネジ止めを外すと、
プレートは本体に軽くフックで取り付けられていますので、
こちらはヘラ等で簡単に取り外す事が出来ます。
黒いプレートを外すと、
本体側の基盤や各部品を繋ぐコネクタ等が露出します。
バッテリーのコネクタもこれで外せますので、
改めてバッテリーを取り外します。
バッテリーは両面テープの様なシールで
本体に取り付けられています。
バッテリー右側に2か所、
黒いビニールの様なものが、
そのシールを取り外すためのつまみです。
黒いビニールを引っ張ると、
シールが剥がれ、
本体とバッテリーを分離することが出来ます。
バッテリー交換後に新しいバッテリーを取り付け、
端末の起動や充電等が正常に行われるかを確認します。
充電も問題なく溜まり、
タッチ操作等にも不具合は見られず、
背面側の浮き上がりもしっかりと改善できました。
一通りの作業を終え、お客様へ端末をお返しすることが出来ました。
Xperia X Performanceの端末で、
バッテリー交換修理は比較的多くお寄せ頂くご依頼です。
特にバッテリーの膨張があった事でご相談頂く事が多く、
普段の使い方や使用年数にもよりますが、
もしかすると、お使いのXperia X Performanceの端末でも、
同様にバッテリーが膨張してしまうかもしれません。
もしそのような症状が出てしまった場合は、
スマホスピタル広島本通店で交換修理が可能ですので、
是非ご相談下さいませ。