先日Xperiaのバッテリー膨張でのバッテリー交換で修理ご依頼を頂きました。

気付いたら背面のフタがぱかっと浮いていて外れかけてしまっていたようです。

浮いてからすぐに気づいたのでどこにも影響はなく修理が完了しました。

 

バッテリーは必ずしも膨張する訳ではありません。

劣化の際に見られる症状の一つであり起こらない時も起こる時もバッテリー次第で変わってきます。

電池の外観は全く変化のないまま寿命が尽きてしまっているバッテリーもあれば

明らかに変形、膨張を見せるバッテリーもあるのです。

 

今回の修理ご依頼の場合は後者の膨張しているケースでした。

手帳型の厚めのケースなどを装着して使用していると発見が遅れる事もあります。

バッテリー膨張が起きた場合のXperiaはほとんどが背面パネルがぽんっと浮いてしまいます。

本体フレーム以上にバッテリーのサイズが大きくなるからです。

でも背面が浮くだけならマシなのだと思います。あえてそういう設計にしているのかな？

 

ユーザー数の多いiPhoneの場合バッテリー膨張が起きると一番に影響が出てくるのは画面です。

液晶パネルやタッチセンサー側にバッテリーがある為画面が浮いてきていてバックライトの光が漏れて見えている。

そんな状態で修理に持ち込まれることが多いです。

画面が破損してしまっている場合だとバッテリーのみならず画面の交換も必要になってきますから修理費用もかさんでしまいますね。

 

その点Xperiaの場合背面が浮いているだけならばバッテリー取り換えで済む事が多いのです。

中には発見が遅れそのまま使っていると背面ガラスが割れてしまったり、液晶やタッチに影響が出てしまっているという事もあります。

割合で見た場合でもXperiaはバッテリーのみで対応可能な事が多い印象ですね。

普段から毎日気にして見る人は恐らく限りなく少ないでしょう。

普通につかていれば背面パネルの様子なんて数か月も確認しないのが当たり前なくらいだと思います。

私の場合は保護ケースは装着させていないので毎日自然と確認している状態ですが

ほとんどの人は保護ケースを使用していますから、取り外して見る機会というのは少ないでしょう。

ケースを外して掃除をしようとか、新しいケースにつけかえようとかそんな時くらいでしょうか。

 

膨らんできて異常がある場合手に持った感覚でわかる事も多いですが

気付きにくい方もいますから、たまには気にしてあげるのもいいかもしれませんね。

もし画面や背面パネルに浮きや隙間がある場合は要注意です。

はやめにバックアップを実行して、機種変更や電池交換を検討してみるのをオススメします。

それでは。