冬の寒い季節はバッテリーが劣化しやすくなっています…スマホスピタル博多駅前店でデータはそのままでバッテリー交換修理できます
2021.12.18 修理速報 バッテリー交換修理 , Huawei Mete10Pro
「スマホが膨らんでいる…!」とのことでお客様が慌ててご来店されました。
お持ちになられましたAndroidスマホはHuawei Mate 10 Proになります。
どのような状態になっているのか確認してみましょう。
画面、バックパネルを見てみたところ特に膨らんでいるようには見えません。
しかし、お預かりしたHuawei Mate 10 Proを横から見てみると…
ここです…!膨らんでしまっています。
表裏から見ると分かりにくいですが、横から見るとバックパネルも押し上げていることが分かります。
防水性能があるのでガッチリ固定されているはずなのに…それを押し上げてしまうほどの力が発生しています。
それではなぜこのようにHuawei Mate 10 Proは膨らんでしまっているのでしょうか?
実はこれ内部のバッテリーが膨張してこのように押し上げてしまっています。
膨張しているバッテリーはとても危険な状態なんです…。
iPhoneやAndroidスマホで使われているバッテリーはリチウムイオン電池と呼ばれます。
繰り返し充電して使える電池ですが、永久ではなく消耗品となりますので必ずバッテリー交換をしなくてはいけないものとなっています。バッテリーの寿命は目安ですが、購入から2年ほどとなっています。
また、スマホの設定からもバッテリーの状態を確認することができます。Androidスマホは機種によって項目名が違いますが、「設定」→「端末情報」→「機器の状態」や「バッテリー情報」で確認できるかと思います。
バッテリーの状態の表示はざっくりですが「良好」や「劣化」で表示されます。
スマホは人それぞれで使い方が大きく異なりますのでバッテリー状態が「良好」でも「最近、早く電池が切れてしまう…」と感じる人もいるかもしれません。
あくまで目安ですので自身が使いにくいと感じたときがバッテリー交換のタイミングかなと思います。
しかし、バッテリーが劣化しているのに交換しないのは様々なリスクが伴ってきます。
バッテリーが劣化してくるとまずは電池のもちが悪くなりますよね…電池の減りだけならまだよく、発火、発煙なども起こして火事になってしまう危険もあります。
また、今回のようにバッテリーが膨張してしまい、ちょっとした衝撃がきっかけで破裂して怪我をしてしまう可能性もあります。さらにバッテリーが膨張したことによってできた隙間から埃や水が内部へ侵入してしまうことも考えられます。精密機器であるスマホは埃や水にとても弱くなっています。基盤を傷めたり濡らしてしまったら動作が不安定になってしまったりで長く使えない状態になります。
日常を常に共にするのでスマホって精密機器である事を忘れちゃいますよね…
大事なパソコンやゲーム機のように大事に取り扱ってあげましょう…!
それではそろそろHuawei Mate 10 Proのバッテリー交換修理を始めていきます。
Huawei Mate 10 Proはバックパネルから展開してパーツ交換をしていきます。ガッチリと接着剤で固定されていますので温風を当て粘着力を弱めます。温風を当て終わったら再度ガッチリ固まってしまう前に専用の工具で切り取っていきます。
今回はバッテリーの膨張で隙間ができているので、そこから工具で接着剤を切り取りました。
ガッチリ固定されていたバックパネルを開くことができました。
バックパネルと本体がケーブルで接続されていますので断線しないように取り外しておきます。
接続部は金属のプレートで覆われているのでまずはこちらを外します。白いシールを剥がしてネジを外せば取り外すことができます。
バックパネルを外した後にバッテリーの膨らみを見てみましたが…かなり膨らんでいますね。
これはバックパネルも浮いてしまいますよね…。
大事なスマホですのでカバーをされている人がほとんどかと思いますが、スマホカバーをしていると意外とバッテリーの膨張に気が付かないです。たまに横から確認する事をオススメします。
バックパネルを取り外しましたら、カメラ周りのパーツの取り外しもしなければなりません。
ネジは写真の赤丸部分の8カ所を外します。ネジが沢山ありますので組み立て時に間違えないように整理をきっちりしておきます。
精密機器のネジは隣り合わせでも長さ、大きさなど異なる場合が多いので整理することがとても大事になります。
カメラ周りのパーツを取り外せましたらバッテリーコネクター、液晶ケーブルなどを取り外すことができます。
これらを取り外しましたら下部のUSBポート付近も取り外していきます。
USBポート付近もネジを外していきます。全部で6カ所ありますので同様整理しながら外していきます。
プレートなど外しながらケーブルも取り外していきます。
ここまで作業が進みましたらやっとバッテリーを取り外すことができます。
バッテリーは粘着でガッチリ固定されているので、ここも大変な作業になります。膨張したバッテリーに刺激を与えたり、力を入れ過ぎて液晶を割ってしまったりしなければなりません。
バックパネル同様、温風で粘着力を弱めながら慎重に取り外していきます。
バッテリーを無事、取り外すことができました。
新しいバッテリーもガッチリ固定して分解の逆手順で組み立てていきます。
Huawei Mate 10 Proを組み立てましたらしっかりバックパネルが固定されているか、充電反応があるのかどうかなども入念に確認します。スマホ修理後の写真を撮り忘れてしまいましたが、正常に動作しました。
動作に問題がなければ「圧着作業」という本体とバックパネルを固定をしますので1日お預かりとなります。
しっかり固定しましたらお客様へお渡しです。
スマホの膨らみもなくなり、安心されていました。
このようにAndroidスマホ修理もスマホスピタル博多駅前店ならできます。
しかもショップなどで修理依頼しますと消えてしまう大切なデータもスマホスピタル博多駅前店ならパーツ交換のみしますので「データはそのまま」でお返しできます。
落として画面表示がされなくてバックアップできない…バッテリー劣化して電源が入らなくなった…などお困りの際は力になれるかもしれません。お気軽にスタッフへご相談下さいね!
スマホスピタル 博多駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-26-14 第2宮島ビル2F
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- 10:30〜19:30 (無休)
- hakata@smahospital.jp
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