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本日は、バッテリー残量の表示のおかしいXperiaZ5の修理についてです。

バッテリーの残量が半分以上あったのにちょっとした間に十数％にまで落ち込んでいたり、かと思ったらいつの間にか4，50％まで戻っていたりと完全に残量表示が当てにならない状態です。

こういった場合、OSなどのソフトウェア的な問題やメイン基板上のICチップなどの破損といった可能性も考えられるのですが、一番疑わしいところはやはりバッテリーの劣化。

XperiaZ5の発売から既に6，7年近く経っておりますし、一度もバッテリーを交換していないとなると尚更怪しいところですね。

ひとまずはバッテリーの交換から試してみようかと思います。

 

XperiaZ5はバックパネルを開けて内部にアクセスするタイプのAndroidになるので、比較的バッテリー交換のしやすい端末となります。

バッテリーを固定しているバッテリーシールもiPhoneなどと同様に引っ張れば外せるタイプのものなので、途中で千切れたりさえしなければバッテリーの取り外しも難しくはないです。

途中で千切れたりさえしなければ…

今回の端末は、発売から結構な年数が経ってもいるからかバッテリーシールがかなり千切れやすかったですね。

何とかバッテリーを取り外せたので、後は新品のバッテリーに交換して、動作確認です。

充電器にも反応しますし、電源も問題なく入りますね。

メンテナンスモードに入って一通り動作を確認してみましたが、特に問題も見られませんでした。

後は使用しているうちに同様の症状が出なければといった感じにはなってしまいますが、今のところは残量表示には問題無さそうですので、これにてひとまず修理完了です。

 

今回のようなバックパネルを開けて内部にアクセス出来るタイプのAndroidの場合、バッテリー交換も比較的簡単に行えるので、ご自分で交換してみようかなといった方もいらっしゃるかと思います。

ただし、内部構造をきちんと把握してから開けていかないと、必要なケーブルを断線させていしまって通常の使用が出来なくなってしまったりする恐れもありますし、バッテリーを固定している粘着テープを取り外そうと無理して他の部品を破壊してしまったりといったことも考えられます。

ご自分で作業される際には、詳しく下調べをした上で、無理そうな場合は壊してしまう前に諦めることも肝要です。

そうして、ご自分での交換を断念されてしまわれた際には、当店では部品持ち込みでの修理も請け負っておりますので、是非一度ご相談して頂けましたらと思います。