本日は、画面が割れてしまった京セラのグランティーナkyv48の修理についてです。
画面の表示自体はしていたのですが、店頭にお持ち頂いた時点で、『端末の操作はできません。』と表示されるようになっておりました。
イヤースピーカー付近のセンサーの部分が手などで覆われているとこの表示が出るようなので、恐らく割れた画面が干渉してこうなってっしまっているのかと思われます。
こうなるとまともに操作が出来ないので、他にも異常がないかを調べることすら出来ないので、画面交換後に他にも修理が必要な箇所が出てきてしまう可能性も!
とはいえ、今回の端末は、画面単体での部品が入手出来ないので、同機種の中古端末を用意して基板を移植することになるので、基板にさえ問題が無ければ修理は可能でしょうけどね。
前置きはさておき、そろそろ実際の作業工程へと移りましょう。
まずはバックパネルを外して、バッテリーのコネクタの接続を解除するところからです。
バックパネルは強力な粘着テープで固定されておりますが、ガラス製だったり塗装が剥げやすいようなものではないので、作業自体は比較的容易に行えます。
カメラ周りの粘着テープが特に強力な点と指紋センサーのケーブルがバックパネル側にくっ付いている点にだけは注意ですかね。
バックパネルが外れれば、基板を覆うプラスチックカバーを外して、基板に繋がっているバッテリーや画面、カメラなどのコネクタを取り外します。
後は、simトレーを抜いて置けば、基板の取り出しが可能ですので、取り出した基板を新しい端末側へ移植して動作確認となります。
移植後は特に問題なく、起動!
各種動作にも特に問題は見られませんでしたので、これにて修理完了です。
日本製のスマホは、日本国内でしか流通していないものが多いため、その流通数から互換部品を製造して販売するところが非常に少ないです。
そのため、画面割れやバッテリー交換すらままならないという機種も数多いです。
今回のように同機種の中古端末を用意できれば、修理出来ない訳ではありませんが、修理費用が中古端末の分だけ高額になりがち…
日本製のスマホの方が信用が出来るという方も多くいらっしゃるかとは思いますが、メーカーのサポートが終わったら修理が途端に難しくなるのが大きな欠点。
同じ端末を長く使用したいといった方は、それを踏まえた上で購入する端末を選んで頂ければと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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