液晶が故障したGalaxynote8の基板をもう一台の端末に移植する方法にて修理作業を行いました。

今回はこの基板移植についてご紹介させていただきます。

 

 

今回は上記の写真のように同じ端末を2台ご用意させていただきました。

1台はお客様が使われている液晶が故障してしまい映像が映らない端末。もう一台は修理の為に用意した動作品になります。

当店ではGalaxyの液晶パーツのご用意もございますが、Galaxyの液晶パーツは流通が少ない関係で交換費用が高額になってしまいます。

発売が新しい機種についてはパーツ交換の方が本体を準備するよりも安価に作業を行うことが出来ますが、今回のnote8のように発売されてから期間の経つような機種の場合は端末をパーツとして用意する方が安価な場合があります。今回はそのような理由で準備したもう一台の端末に基盤を移植する方法で修理を行っていきます。

 

バックパネルを取り外し、ネジを外して基板のカバーを取り外します。

ここからSIMカードトレー、基板に接続されているコネクタを全て取り外してから基板を取り除いてきます。

 

取り除いた状態がこちらです。

もう一台の端末も同様な状態まで分解を行い、液晶が故障している端末の基板を動作品の方に移して逆の手順で組み立てを行っていきます。

 

組み立てを行って動作確認を行います。

 

移植した方の端末がしっかり映像が写るようになっています。

基板移植はデータもそのままで移すことが出来るので、起動後はいつも通りにお使い頂けます。

以上で基板移植の修理対応は完了となります。作業時間は2時間ほど頂戴させて頂きました。

このようにAndroid端末でパーツ交換での費用がどうしても掛かる場合でも基板移植でお安く修理できる可能性がございますので、

まずは一度ご相談くださいね。