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本日は、バッテリーの膨張により、バックパネルが完全に外れてしまっているXperiaZ4のバッテリー交換についてです。

7年以上前に発売された機種だけあって、バッテリーが限界まで膨張しておりました。

また、画面もちょっと外れ気味…

とはいえ、普段使いする端末でもないようですので、そのままの使用でも問題ないでしょうね。

バッテリーは流石にここまで膨張しているとそのまま使用するのは怖いので、交換して頂きたいところですけどね。

という訳で、さくっとバッテリーを交換してしまいます。

 

今回の端末は、バックパネル側から内部にアクセスしていくタイプのAndroidになります。

通常は、バックパネルが強力な粘着テープで固定されているのですが、今回は既に外れているので、作業時間が短縮できますね。

バックパネルが外れれば、次は基板を覆っているプラスチックカバーの取り外しです。

どの機種の端末でも基本的には、ネジ数本を外せば後はツメで引っかかっているくらいなので、簡単に取り外せることが多いのですが、偶にこのプラスチックカバー側に部品がついていたりして、裏側でコネクタが繋がっているなんてこともありますので、断線などして部品を破壊してしまわないように作業前に修理端末の構造を確認しておくのが良いです。

…今回は一般的なタイプのものだったので、特に注意点はございませんでしたけどね。

後は、バッテリーを交換するだけです。

バッテリーは強力な粘着テープで固定されておりますし、今回は特に膨張が著しいバッテリーなので、取り外しの際にはバッテリーパックに穴を開けてしまって、発火などをさせないように注意して作業します。

バッテリーの交換が済めば、後は元通り組み立て直して、動作確認。

基本的な動作には問題が見られませんでしたので、これにて作業完了です。

 

バッテリーの膨張は、バッテリーパックの内部に可燃性のガスが発生してしまうことにより生じます。

基本的には、バッテリーパック内は密閉されているので、多少の膨張であれば危険性はそこまで高い訳でもないのですが、何かしらの衝撃や高熱が加わることにより発火、爆発してしまう恐れは否めません。

また、スマートフォンの構造によっては、画面などの破損や浮き上がりにより、防水機能が著しく低下してしまったりといった危険性もございます。

ちょっとパネルが浮いてきたなどのバッテリーの膨張に気がつけるような症状が出てしまっている際には、出来るだけ早めにバッテリーの交換や買換えをするといったことをご検討して頂ければと思います。