今回修理にお持ち込みいただいたのはこちらの端末。

Huaweiのmate10 proです。

最近バッテリーの持ちがかなり悪くなってしまい、使い方によっては数時間ほどでバッテリーが切れてしまうとの事でした。

発売から5年近くが経過している端末なので、相当バッテリーが劣化してしまっていると思われます。

それでは早速バッテリー交換を行いましょう。

 

こちらの端末はiPhone等とは異なり、背面側から分解を始めていく機種となります。

背面パネルはネジ穴がなく、強力な粘着テープによって固定されています。

そのため背面パネルを剥がす際は、ヒートガンなどで温めるのが一般的です。

そうして粘着力を弱めつつ、ピックなどを使用してパネルが割れないように慎重に取り外していきます。

またこの機種の場合、背面の指紋認証ボタンから本体基盤にケーブルが伸びています。

パネルを取り外す際は、そちらのケーブルを切ってしまわないように注意しましょう。

背面パネル・指紋認証ケーブルが取り外せたら、次は基盤上のパネルを取り外します。

こちらはねじ止めされているのみですので、簡単に取り外せます。

隠しネジには注意しましょう。

ここまで来れば、あとはバッテリーを入れ替えるだけ……なのですが、バッテリーも本体に粘着テープで接着されているため取り外しも一苦労です。

やっとのことで古いバッテリーを取り出したら、同じように新しいバッテリーを取り付けて動作確認です。

動作に問題ないことが確認できれば、分解と逆の手順で組み立てを行い修理完了です。

背面パネルは新しい粘着テープでしっかりと固定しましょう。

 

渋谷では、郵送でも修理受け付けを行っています。

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SO