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充電ができなくなってしまったGalaxy A54 5Gの修理を承りました。

完全に充電できないわけではなく、長時間充電をしていると僅かには貯まるといった症状でした。

Galaxyシリーズに多い症状で、充電口の交換修理が必要です。

充電口に水分？

日々の充電で欠かせない充電口。

最近は高速充電も普及しており、この小さな充電口に大電流が流れます。

電流が大きくなれば、ショートをした際の被害も大きくなります。

そのため、安全機能も増えておりその一つが水分検出機能です。

これは、充電口にショートを検出すると警告を出すとともに充電を停止する機能です。

この機能により、充電口を壊してでも本体の故障を防ぐというような構造になっています。

車でいうクラッシャブルゾーンみたいなものですね。

そして、一度壊れてしまったものはもとに戻らないため交換が必要になります。

分解して充電口を交換

修理のために分解を行いました。

本体下部の緑色の基板が充電口基板です。

Galaxyシリーズは厄介なことにモデルによって充電口基板が異なります。

形は同じなため、そのまま取り付ける事自体は可能です。

しかしながら内部の配線が異なるため、充電機能などは使えるものの電波を拾えなくなってしまいます。

世界中でで発売されているGalaxyシリーズですが、日本モデル向けの部品流通はかなり限られています。

とはいえ、スマホスピタルであれば問題なく取り寄せ可能ですのでご安心ください。

無事に復旧

充電口の交換で無事に症状が改善しました。

今回の症状は時間差で症状が再発することがございます。

そのため、通常より修理時間を長めに頂戴ししっかり充放電の確認を行ってからご返却となります。