【AQUOS Zero6】バッテリー膨張でパネルが取れた!交換すればすっきり収まります!
2025.08.28 修理速報 バッテリー交換修理 , AQUOS zero6
バッテリー膨張は放置してはいけません
今年は例年より、リチウムイオン電池に関するトラブルや事故が多発しています。
毎年更新される暑さの影響が多く、急に膨らみ始めたとお客様から多くのご相談を頂いております。
膨張の原因はバッテリー内部の劣化によるガスの発生であり、このガスは可燃性の為、発火事故に繋がります。
膨張しても使えるから…と放っておくのは大変危険です。
また、内部のパーツは密閉されていることで守られている状態です。
膨張したことで本体に隙間が出来てしまうと、埃や湿気が入り込んでしまい、内部パーツの故障や基板故障に繋がってしまいます。
思いもよらない重大な故障が起きてしまう前に、交換修理などの対策を取りましょう。
【修理前】通常よりも簡単に開いてしまう背面パネル
通常、Android端末の多くは防水性能のあるシールやテープ、もしくは液体接着剤が使われています。
それらは端末を温めて剥がすのですが、今回は膨張してしまったことで通常よりも簡単に取れてしまう状態でした。
背面パネルが内側から持ち上げられてしまったので、徐々に接着力が弱くなってしまったと考えられます。
【症状の危険性】膨張はとにかく危険
当ブログ内や、店頭でもご説明させていただいております。
リチウムイオン電池のトラブルの多くは、バッテリー膨張による可燃性ガスの発生が原因で起こる発火事故です。
リチウムイオン電池そのものが熱や衝撃に弱い為、経年劣化に限らず、様々な要因で膨張が起こりえます。
・充電しながらゲームや動画を見る⇒過負荷
・端末をよく落としたり、振動する場所に置いている⇒衝撃
・熱が籠りやすいところに置いている⇒高温環境
バッテリーが快適に使用できる推奨温度は、人間の生活環境と同程度と言われています。(15~35℃)
温度が高すぎると危険ですが、低すぎても性能の低下を招くことがあります。
【修理後の状態】何事も、早期発見が大事
ご依頼いただいたのが早い段階だった為、その他の故障もなく、無事に交換修理が終わりました。
端末内部の構造は機種によって異なる為、場合によっては複数個所の故障が発生しているケースもあります。
重篤な症例だと、バッテリー交換+ケーブル交換+基板修理など、非常に高額な修理(総額8万以上)が必要になったこともあります。
【まとめ】
端末が使えなくなってしまうと、データ移行やバックアップも行えません。
データの為に高額な修理費用を負担するのか、データを諦めて機種変更するのか。
高額な費用負担を避ける為には、日頃から端末の状態に気を付けることが重要になってきます。
また、端末の状態によっては修理しても改善しない・電圧負荷で重症化することもあるので、データのバックアップや保管方法は定期的に確認されると安心です。
現在ではクラウドサービスも充実しているので、修理に出す前はデータ保管を推奨してます。
スマホスピタル 自由が丘 店舗情報
- 住所
- 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート地下1階3号室
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- 午前10時~午後19時【定休日:水曜日】
- jiyugaoka@smahospital.jp
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