アンドロイド携帯の多くは防水・防塵機能がついています。この機能、あまり過信しすぎるととんでもないことになってしまう可能性があります! 今日はその危険性についてのお話です( ;∀;) Android端末の防水・防塵機能の実力とは【防水】や【防塵】と聞くと「とても強そう!」と感じてしまいますが、実はその機能には規格というものがあります。機種の性能表などに「IP〇〇」と表記されているものです。そこを参考にして機種を選んでみるのもありかと思います。「IP〇〇」の一桁目が【防塵(第一記号)】二桁目が【防水(第二記号)】の機能の精度を表しています。【防塵】(第一記号)0…特に保護されていない1…50mmより大きい固形物に対する保護2…12.5mmより大きい固形物に対する保護3…2.5mmより大きい固形物に対する保護4…1.0mmより大きい固形物に対する保護5…防塵形(粉塵が内部に侵入することを防止する。若干浸入があっても正常な運転をする)6…耐塵形(粉塵が内部に侵入しない)【防水】(第二記号)0…特に保護されていない1…滴下する水に対する保護2…15°傾斜した時落下する水に対する保護3…噴霧水に対する保護4…飛沫に対する保護5…噴流水に対する保護6…波浪に対する保護7…水中への浸漬に対する保護8…水没に対する保護 となっています!防塵機能は数字が大きいほど機能としてはいいものになりますが、防水機能に関しては水の形状が異なりますので、数字を照らし合わせてご確認ください(^^)/ なぜ防水機能がついているのに水没するのかよくある原因としては、しっかりつけるべき箇所をつけていなかったという理由です。アンドロイド端末の防水機能の性能が高い理由として、充電口やイヤホンジャックといった穴の開いている箇所に対してしっかり密閉できる蓋のパーツがついているからです。iPhoneにはその蓋がないため、防水機能としてはアンドロイド端末より劣ってしまいます…しかし、その蓋をきちんと閉めていないと本来の防水機能は発揮できません。とくに充電口のパーツなどは基板に直接くっついているものが多いのでそこから水が浸入すると基盤じたい直接侵食してしまう可能性がありとても危険です! また、本体の歪みや破損によって画面やフレームにヒビがはいっているとそこからも水は容易に侵入してきますので、その場合も防水機能は機能しなくなります。 いくら防水機能・防塵機能が優れていてもスマートフォンは精密機器です!衝撃はもちろん内部は水分にとても弱いので水に十分気を付けて使用しましょう(^^)/