ZenPad8(Z580CA)の充電口の接触が悪くなってしまった症状
2018.10.08 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , Zenpad S8.0(Z580)
今回ご依頼をいただいた端末はZenPad8(Z580CA)の充電口に関するトラブルでした。
ご使用されて2年以上は経過されており、ケーブルを差し込むとグラグラと動いてしまい
角度を調節しないと充電もうまくされないとお困りでご相談にこられました。
お持ち込み時にご自身が普段お使いのケーブルで充電を確認してもやはり
ケーブルを調節しないと充電はされず、そして別のケーブルを指しても同様の
症状でした。
まずは内部の充電口パーツの状態とこの端末は基板にハンダつけされている機種に
なりますのでハンダの付け直しのメンテナンスをさせていただく事となりました。
持ち込み時の状態が上の写真になります、赤黒ケーブルの下にある銀色のパーツが
充電口になります。
指で触ってもかなりグラグラしておりましたのでまずはこの充電口パーツを固定してから
基板との接点を確認させていただきました。
すると・・・
いくつかの接点が剥離しかけておりました、おそらくこれは充電がうまくできない際に
グリグリと動かしてしまった際に金属疲労のような状態になってしまっていると考えられます。
細かいですが、一つ一つハンダを付け直して再度充電状況を確認させていただくと・・・
差し込むとしっかりと反応してくれるようにはなりました。
ですが、充電口だけではなく、バッテリーも劣化が著しく充電スピードがかなり
遅い状態でした。
お客様は、「充電ができればとりあえずはいいです」とのことでしたので
今回は充電口のメンテナンスでお返しいたしました。
充電口の接触が悪い際にやりがちですが、グリグリと動かしてしまうと端子や
基板との接点が破損してしまう原因となってしまいますので、まずはお気軽に
ご相談ください。
皆様のご依頼をお待ちしております。
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