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iPhoneやAndroidスマホの多くで採用されている「リチウムイオン充電式電池」。

繰り返し充電して使える便利な電池ですが、

経年劣化と共に膨張することがあります。

最近のスマホは防水・耐水性能などを備えていることが多く、

気密性も高い構造になっていることが多いのですが、

そんなスマホの画面や背面を浮かせてしまうほど、

内部バッテリーは膨らむことがあるのです。

内蔵されているため劣化具合が目視しにくいバッテリー部品ですが、

膨張したものはお早めの交換がお勧めです。

 

本日も、そんな膨らんだバッテリーを交換いたしました。

お持ちいただいた機種は、Xperia X performanceです。

 

背面パネルが浮いてきて、内部が見えてしまっています！

お客様によると、この2～3日で急に浮きが発生したのだとか・・・

元々、バッテリー残量の減りが異常に速かったり、

充電していてもバッテリー残量が減ったりといった不具合は発生していたそうですので、

バッテリー劣化が進行して膨張し始めたものと思われます。

 

早速、分解して、バッテリーを交換していきましょう。

浮いて取れ始めていた背面パネルを取りはずしたところです。

バッテリーが膨らんでいるのがよくわかります。

 

取りはずしたバッテリー（左）と、取り付け予定の新品バッテリー（右）を並べてみました。

左のバッテリーがぷっくり膨らんでいるのがわかりますね。

新しいバッテリーは動作確認後、固定・組み立てていきます。

 

新しいバッテリーが入った後は、背面パネルもピッタリ取り付けることができました！

これで安心して使い続けていただけますね＾＾

 

バッテリー膨張は、機種を問わず発生しうるものです。

膨張を進めてしまう原因として、高温下での使用、充電しながらのスマホの酷使

過充電（バッテリーが100％の状態でずっと充電し続けている）などがあります。

Androidは機種が非常に多いため、

バッテリー部品の在庫がなく、お取り寄せする必要があるものもございます。

それでも、バッテリー部品さえ入手できれば、基本的には交換可能です！

お持ちのスマホのバッテリーが膨らんできたら、

お早めにまでご相談ください！