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バッテリーが膨張して背面パネルが浮いてきた！

 

 

今回はGalaxyS10のバッテリー交換修理のご依頼をいただきました。

 冒頭の写真が修理前の状態になります。

 背面パネルが本体から浮き上がってきてしまっていますね。

内部拝見させていただくと内蔵バッテリーが劣化してかなり膨張してしまっている状態でした。

内蔵バッテリーが膨張したことで上部にある背面パネルを押し上げ、浮きあがってきてしまったんです。

 

 お客様に詳しくお伺いすると、普段保護ケースに入れて使用されているそうなのですが、

ある日を境に本体がしっかり保護ケースにはまらなくなったそう。

それからどんどん保護ケースから本体が浮くようになってきて一度保護ケースから本体を外して状態を見てみると、

写真のようにバッテリーが膨張して背面パネルが浮いてきてしまっていたそう。

 さすがにこのまま使うのは怖いということで修理を検討され、今回当店にご相談いただいたとのことでした。

 

スマホに内蔵されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーというバッテリーになります。

このリチウムイオンバッテリーは寿命が約2～3年ほどといわれており、

使っていくうちに徐々に劣化していってしまうものになります。

激しく劣化して寿命が近付いてくると今回の端末のようにバッテリー内部でガスが発生し、膨張してくることがあるんですね。

 膨張すると機種の構造により変わりますが、画面パーツや背面パネルが浮いてくることがあります。

バッテリーの膨張の放置はバッテリーの破裂や発火、

背面パネルや画面パーツが浮くことにより内部に異物や水分が侵入することによる本体故障の危険性があるため、

できるだけおはやめの対処がおすすめですよ。

 

膨張したバッテリーを取り出し...

 

 

新しいバッテリーと交換を行ったことで背面パネルの浮きの改善ができました。

 

 

これでまた安心してお使いいただけます。