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Huawei P9 Lite　バッテリー交換修理について

今回修理のご相談を頂いたのは、Huaweiのバッテリー交換修理のご依頼を頂きました。

Huawei P9 Lite　端末の状態

お持ちいただいたHuawei P9 Liteの端末の状態を確認してみます。

充電ができないとの事でしたのでまずは充電ケーブルに接続し、その反応を見てみます。

充電ケーブルに接続すると、充電を開始した映像が表示されます。

しかし、起動しようとして電源のボタンを押しても、
充電が不足している為か起動できません。

充電の％も0%のまま、しばらく待ってみても、
数値が増加していく気配がありません。

充電口にケーブルを接続すると反応はある為、
充電が増えていかない原因は、
バッテリーの劣化にある物と思われます。

Huawei P9 Lite　バッテリー交換修理

原因がバッテリーにあると思われる為、
Huawei P9 Liteの端末を分解し、
バッテリーを交換して確認を行います。

Huawei P9 Liteの端末は、分解する際、
端末背面側から進めていきます。

背面側のプレートは、両面テープの様なシールと、
プレート自体にもフックが付いており、
それらで端末本体に固定されています。

テープは温めて、フックはへらの様な工具で外し、
背面のプレートの分解を行います。

背面のプレートを取り外すと、
端末の真ん中にバッテリーが見えます。

しかし、先に基盤等に取り付けられているコネクタを外す必要があり、
バッテリーのコネクタは、上部の銀色のプレートの下にある為、
この銀色のプレートを取り外します。

ネジ止めを外しプレートを持ち上げると、
その下から基盤が露出します。

ただし、このプレートを持ち上げる際は、
基盤側から1本伸びているケーブルに注意が必要です。

指紋認証機能の部品と本体を繋ぐケーブルの為、
このケーブルを断線させてしまうと、
指紋認証機能が一切使用できなくなってしまいます。

ケーブルを慎重に取り外すと、
あとは充電のケーブルやバッテリーのケーブルを取り外し、
バッテリー自体を取り外します。

バッテリーを取り外した状態です。
バッテリーの下に、画面のケーブルが通っている為、
バッテリーを取り外す際に傷つけないようにしなければなりません。

一通りの分解を行い、あとは新しいバッテリーを取り付けて、
各部品の組み立て、動作の確認を行います。

新しいバッテリーに交換したことで、
先程起動できなかった状態からは改善され、
充電もしっかりと増加していくことが確認できました。

その他の動作にも不具合は無く、
無事修理を終え、Huawei P9 Liteの端末をお客様へお返しすることが出来ました。

バッテリーの劣化が進むと、
持ちが悪くなるだけでなく、
今回の様に充電が増えない・起動できない、
といった症状を引き起こしてしまう事があります。

もしお使いのHuawei P9 Liteの端末で、
バッテリーの劣化が気になる状態になりましたら、
是非ご相談下さいませ。