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GalaxyA21（SC-42A）の画面が壊れてしまったお客さまより修理のご相談を頂きました。

 

状態をお伺いすると、画面の表示がけっこう乱れていて映像がずっと揺れている感じの状態でした。

タッチ操作は反応しづらい所もありますが、何とか動かせるくらいのところでは生きているようです。

 

こういった状態は画面交換修理をすれば直すことが出来るのですが、GalaxyA21は発売が2020年10月なのでまで新しい機種という事もあり交換用画面の取り扱いが無い状況でした。

 

今は通常の修理は出来ませんですが、もう一台同じ機種の本体があれば内部基板を移植するという方法で対応が可能です。

 

もう一台の端末も用意が出来るという事でしたので翌日に修理を対応させて頂きました。

 

以下、修理の様子です。

修理するのはモデル番号SC-42Aのカラーがレッドの端末。

 

背面パネルを外して分解がスタートします。

背面は樹脂系の素材なので取り外しはしやすいです。

 

いくつか部品を外していくとお目当ての基板が取り出せました。

構造も一般的な構造なので、スムーズに作業できます。

 

もう一台の本体も分解して、先程の基板と入れ替えていきました。

 

基板の移植後はもう一台の本体の方にデータが完全に移った状態になります。

壊れていた本体には、入れ替えでもう一台の本体のデータが入ります（今回は初期化状態の端末データ）。

 

今回の作業時間は45分程でした。

 

Androidのデータの移行は細かな部分まで含めるとけっこう大変だったりするので、一気にデータが移動してお客さんもビックリされていましたね。

 

修理が出来ないような機種でもこういった方法でデータを救出したりといった修理をお受けしていますので、何かありましたらスマホスピタル大丸札幌店にご相談頂ければと思います。