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今回はAQUOSのスマホを修理した内容をご紹介していきます！

 

お持ち頂いたAQUOSはコチラ

モデル番号がSH-M12という事でAQUOS sense3（アクオスセンススリー）という機種になります。

 

水没させてしまったらしく、その後は電源はついて動いていたそうなのですが充電が出来なくなっていてそのままバッテリー切れになり使えなくなってしまったとの事です。

データのバックアップが出来ておらず、このまま機種変更するとしてもデータが無くなるのが困るのでと、当店までお持ち込み頂きました。

 

水没後の故障という事なので、内部洗浄によって改善される内容なのか部品交換が必要になるのかなどを実際に診て判断していきます。

という事でお預かりして分解をして調べていく事になりました。

スマホ内の充電のコネクターなどがある部分です。

わずかに水滴は残っていましたが全体的にひどく傷みが出ているようなところはあまりなさそうでした。

 

もう少し分解を進めていったところ、ドックコネクターという部品の端子のショートした痕跡を発見しました。

右側のコネクターは充電電流が流れる端子がショートして燃えてしまったので無くなっています。

左にある正常なドックコネクター部品に交換して修理を行います。

AQUOSのスマホは部品自体がなかなか入手できないのですが、今回はちょうど互換機種の動作品が店舗にありすぐにご用意する事が出来たのでそのまま交換となりました。

 

新しいコネクターに取り替えてから充電をテストしていくと、正常な電流値が流れて充電が出来ています。

 

しばらく充電してある程度溜まる事も確認出来ました。

 

 

端末の起動も確認出来ました！

水没の影響で液晶のライトに後遺症が残っていますが操作が出来ているのでデータの救出は出来るようになっています。

 

内部を見た感じでは液晶のライト以外の部分は特に問題は無さそうでしたが、念のため早急にバックアップの作成やデータの移動をお願いして、端末のお渡しとなりました。

 

AQUOSの場合はバッテリー以外の部品は中古端末などの動作品からしか入手が出来ないので、特殊な修理にはなりますがデータをなんとかしたいというようなご要望がございましたらご相談頂けたらと思います。