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本日は、画面が映らなくなってしまったRakuten BIGの修理についてです。

Rakuten BIGは残念ながら修理部品がほとんど出回っておりません。

バッテリーくらいであれば、入手可能なのですけどね。

こうなると修理方法は、中古端末などを用意して画面を移植したり、中古端末側へと基盤を載せ替えたりするしかありません。

どうしても内部の写真データのバックアップを取りたいとのことでしたので、お客様の方で中古端末をご用意して頂き、修理させて頂きました。

 

まずは、バックパネルを取り外して、基盤を覆うプラスチックカバーを取り外し、バッテリーの接続を解除します。

次は、基盤を載せ替えるか画面を取り外して移植するかとなります。

画面の取り外しは画面割れの恐れがありますし、一度外すと防水機能が著しく低下してしまうので、ご要望がなければ基本的には基盤を移植しての修理対応となります。

基盤に繋がるカメラケーブルやアンテナ線をを外して基板を取り外し、修理端末側の基盤を中古端末側へ載せ替えます。

後は元通りに組み立て直して、動作確認となります。

…無事電源が入り、内部のデータを確認出来ました。

これにて修理完了です。

 

画面がつかなくても電源が入っていれば、PCを介せばデータのバックアップくらい取れそうなものですが、データのバックアップは画面のロックを解除しないと出来ません。

そして、画面が映らない状態では中々画面ロックの解除は難しいです。

普段からデータのバックアップをきちんと取って有れば、こういった際に買換えするという選択肢も増やせますので、容量などの問題で中々難しいかもしれませんが、重要なデータだけでもバックアップを取るようにして頂けましたらと思います。