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本日は、マイクが使えなくなってしまったHuaweiのP30Proの修理についてです。

simトレーを抜き差しする箇所の穴と間違えて、マイクの穴にsimピンを差し込んでしまって、それ以来マイクが使えない状態になってしまったとのこと。

このままでは、携帯電話なのに通話がまともに出来ないという本末転倒な端末になってしまいますね。

マイク以外には特に不都合はないとのことですので、マイク部品を交換して様子を見てみましょう。

 

今回の端末は、バックパネル側から分解するタイプのAndroid端末となります。

また、バックパネル側に指紋認証部品などのケーブルが付属していたりもしませんので、比較的分解は容易です。

粘着テープを切り開く際に、一部ケーブルを誤って断線させてしまわないようにだけ注意して作業したいところですね。

バックパネルが外れたら、メイン基板を覆う黒いプラスチックカバーを取り外して、バッテリーの接続を解除してやります。

後は下側の下部基盤を覆う黒いプラスチックカバーを外せば、問題のsimトレーとマイク部品が一緒になっているサブ基盤部品が見えてきます。

後はアンテナ線や各種ケーブルを外して、新しいサブ基盤と交換、元通りに組み立て直して、動作確認となります。

…最初は接触不良を起こしておりましたが、コネクタを差し直したら無事マイクが機能するようになりました。

これにて修理完了です。

 

Androidのスマホは、そのメーカーや機種、修理箇所によって、部品の入手が難しかったり、入手にお時間が必要になったりすることがございます。

今回の端末は、入手自体は可能でしたが国内市場に流通していない部品でしたので、国外からの取り寄せとなり、その取り寄せに2週間ほどのお時間が必要になりましたかね。

お時間がかかってしまうとはいえ、部品の流通がないものになってしまうと中古端末からの移植が必要になってしまうので、それに比べれば比較的安価に修理が可能な分有難いところですけどね。

当店では、Huawei以外にも様々なメーカーのAndroidスマホの修理も承っております。

他店で修理を断られてしまったというAndroidのスマホでも一度ご相談して頂けましたらと思います。