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本日は、電源を入れてもすぐに電源が落ちて、再起動を繰り返すようになってしまったASUSのROG phoneの修理についてです。

症状としては、基盤上のICチップなどの電子部品の故障などが疑われるのですが、バッテリーが劣化することにより、同様の症状が起きることもございます。

基板修理ともなると修理費用がかなりの高額になってしまいますので、バッテリー交換であれば比較的安価に修理をすることが可能ですし、多少の作業工賃はかかってしまいますが、バッテリー交換での修理が可能かどうかを確かめることも可能です。

今回は流石に基板修理となる場合には諦めるとのことでしたが、バッテリー交換は試してみたいとのことでしたので、バッテリーを取り寄せて交換をしてみることとさせて頂きました。

では、実際の作業工程へと移りましょう。

今回の端末は、バックパネル側から内部にアクセスするタイプのAndroid端末となります。

指紋認証のケーブルがバックパネル側に附属しているので、取り外しの際には断線させないように注意しましょう。

また、バックパネルとは別に赤丸の部分も取り外すことができ、その下に隠れているネジを取り外すことで基板を覆っているカバーも取り外すことが出来ます。

構造が分かっていないとちょっと苦労しそうなところですね。

ここまで外せれば、後はバッテリーを交換して、元通りに組み立て直して、動作確認です。

…再起動がかかることなく、無事電源が入りました。

一通りの動作にも問題は見られないようですので、これにて修理完了です。

バッテリーの劣化は、今回のような再起動ループの他にも充電不良や急な電源落ちなどの原因になったりもします。

バッテリーの膨張などの目立った症状が見られないと中々バッテリーの交換をしようとは思わないかもしれませんが、モバイルバッテリーが手放せないくらいまでバッテリーが劣化しているようでしたら、そろそろバッテリーの交換や新しい端末の買換えなどもご検討して頂いた方が良いかもしれませんね。