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画面が割れてしまったAQUOS　sense5Gの画面交換修理について

画面縁がぶつかった衝撃でガラスが一部剥がれ落ちており、そこから反対サイドまで線が入ってしまっているような状態。

タッチ自体は今のところ問題がないようですが、割れてしまった部分が目について気になるようで、交換修理のご依頼を頂くことができました。

では、実際の修理工程へと移りましょう。

今回の端末は、画面部品と取り外して内部にアクセスしていくタイプのAndroid端末となります

そのため、基本的には画面を外して交換、元通りに組み立て直すだけの単純な修理となります。

ただし、用意した画面部品が初期不良であらためて交換部品を用意する必要がある可能性もない訳ではありませんので、動作自体には問題がない画面を破損させてしまわないように慎重に取り外していく必要があります。

AQUOS　sense5Gくらいの機種になると画面縁の部分すれすれまで液晶画面が広がっているので、取り外しの際にヘラなどを下手に奥にまで挿しこみ過ぎてしまうと画面部品が破損して映らなくなってしまうこともございます。

慣れやコツが必要となる作業ですね。

画面部品が上手く外せたら、画面ケーブルの下に隠れているバッテリーのコネクタを取り外してから、画面部品の取り外し、新しい部品を取り付けて動作確認となります。

…無事、画面が映るようになり、タッチなどの動作にも問題が見られませんので、後は画面を接着して修理完了となります。

Android端末の画面交換の場合、画面部品自体が粘着テープや接着剤で固定されているものが多いです。

その場合、交換後は粘着テープや接着剤で固定することになるのですが、接着剤での固定の場合、その固着までに少々お時間が必要となり、交換時間としては少なくとも40分以上は欲しい作業となります。

また、接着剤が完全に固着するまでには約1日ほどのお時間が必要となりますので、その間は取り扱いにご注意して頂けましたらと思います。