OPPO Reno3Aの画面交換修理。外装に型番の記載がなく、機種名が分からない場合でも、バッテリーの型番などから機種の特定が可能です。
2023.03.18 修理速報 ガラス+液晶交換修理 , OPPO Reno3A
本日は、画面が割れてしまったOPPO Reno 3Aの修理についてです。
画面が一瞬点灯したりはするものの、真面に見える箇所が全くない状態でした。
状態としては、電源が入ってはいるようですので、画面の交換で修理可能だと思われるのですが、問題は機種の特定。
側面や裏面に型番が記載されている端末であれば、電源が入らない状態でも機種を調べることが可能なのですが、今回は側面・裏面に何の記載もなく、どの機種の端末を購入したのかの記憶も定かではないとのこと。
となると、デザインなどから機種の絞り込みをすることになるのですが、流石に何の手掛かりもなく機種を調べるのは手間がかかり過ぎてしまいますので、内部のバッテリーの型番から調べてみるのが良いです。
…といっても、ご自分でそこまで調べられる方は少ないでしょうから、大体の場合は店頭にお持ち頂くことになるんですけどね。
と前置きはさておき、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは電源を切りたいところなのですが、画面が映らず操作が出来ないので、バッテリーのコネクタを外して、強制的に電源を落とすところからです。
バックパネルを外して、メイン基板を覆っているプラスチックカバーを取り外せば簡単に取り外せますが、バックカバーの取り外し時に側面のケーブルを誤って断線させてしまわないように注意しましょう。
バッテリーの接続が解除できたら、後は問題の画面部品の交換となります。
画面のケーブルはサブ基盤を覆っているプラスチックカバーの下にあるので、こちらを取り外して、画面部品を取り外します。
画面部品はかなり強固に固定されているので、画面周辺を温めるヒートガンや加熱マットがないと作業は難しいです。
これらの工具があっても画面割れなく取り外すことはまず不可能ですので、外装に傷を付けないようにだけ注意して作業するようにしましょう。
画面が外れたら、仮組み状態で動作確認です。
…無事、画面が映るようになりました。
受付の段階でロックパスワードが分からないかったので、その他の動作に関しては確認が出来ませんが、タッチには問題なさそうですので、後は元通りに組み立て直して、修理完了となります。
スマホの修理の場合、お預かりしている間に中のデータなどを見られないか不安だという方も一定数いらっしゃるかと思います。
そういった場合でも、パスコードを教えて頂かない状態での修理受付は可能です。
ただし、その場合交換後の動作保証が出来なくなってしまいますので、ご返却後店頭にて一通りの動作確認をして頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
- 住所
- 〒923-0801 石川県小松市園町ハ23-1 アル・プラザ小松2F
- 営業時間
- 10時~20時 (第2・第4水曜定休日)
- komatsu@smahospital.jp
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