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本日は、画面の端が割れてしまったことにより、画面が映らなくなってしまったXperia10ⅱの修理についてです。
割れてしまった部分は下端の部分だけなので、場合によってはそのまま使用も出来そうな感じですが、落ちた衝撃もあいまってか全く映らない状態に…。
とはいえ、振動などもしておりましたので、画面さえ直せれば修理は可能そうな状態ですね。

では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、バックパネルを取り外して、メイン基板を覆っているプラスチックカバーの取り外し、その下にあるバッテリーのコネクタを取り外して、完全に電源供給が無くなった状態にしてから作業します。
電源がOFFの状態でも基板上には微小な電流が流れていたりもするので、下手にショートさせて故障個所を広げないためにも、必ず真っ先にバッテリーの接続を解除するようにしましょう。
バッテリーの接続が解除出来たら、次は画面コネクタの取り外しです。
本体下部のプラスチックカバーの下に隠れているので、そちらを外していきます。

この状態で一度新しい部品を取り付けて、表示やタッチに問題がないか動作確認します。

問題がなければ、次は画面部品の取り外しです。
今回の端末は、画面上部の縁が広いので、そちらからアクセスして画面を取り外していきます。
ただし、フロントカメラや近接センサーなどの部品が画面上部側に配置されているので、そちらに気を付けながら作業しましょう。

画面が外れたら、画面を固定していた粘着テープを綺麗に取り外して、新しい画面部品を装着、コチラを固定して元通りに組み立て直し、再度動作確認となります。
組み立て後の動作確認にも問題が見られなければ、これにて修理完了となります。

最近のスマホは、軽量化や省電力の観点から画面部品には有機ELが使用されるようになってきました。
ただし、有機ELは液晶画面と比べると衝撃に弱いところがございます。
画面にはほとんどヒビが入っていないのに、画面が映らなくなってしまったなんてことも比較的多いですね。
画面部品の交換は他の部品の交換と比べると高額になってしまう傾向にありますので、スマホケース入れたり、ガラスフィルムを取り付けたりしてやって、出来るだけ破損しないように気を付けて頂けましたらと思います。
…まぁ、カバーなどに入れていても割れてしまう時は割れてしまうんですけどね。