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本日は、画面が割れてしまったGalaxy　A21の修理についてです。

表示やタッチには今のところ問題ございませんでしたが、使っているうちに破損箇所が広がってきたり、ゴーストタッチなどの症状が出てきてしまったり、表示がおかしくなってきてしまうということもない訳ではありません。
急に使用が出来なくなってしまう事態を考えて、出来れば操作が効くうちに買換えや修理をしてしまいたいところですね。

と、前置きはさておき…
実際の修理工程へと移りましょう。
今回の端末は、バックパネル側から内部にアクセスしていくタイプのAndroidとなります。
このタイプの場合、分解時に画面が割れてしまう恐れが低いので、比較的分解しやすいタイプの構造となります。
ただし、機種によっては、バックパネルの塗装が剥がれやすかったり、指紋認証ケーブルが付属していたり、バックパネルを固定している粘着テープのすぐ近くにまでケーブルが配置されていたりということがあったりもしますので、一度内部構造を調べてから分解した方が良いでしょう。
今回の端末はというと、アンテナ線が粘着テープのすぐ近くに配置されているので、コチラを避けて他の箇所から粘着テープを切り離していくのが良いでしょう。

バックパネルが外せたら、基板を覆うプラスチックカバーを外して、バッテリーのコネクタを取り外します。
後は、画面部品を交換するだけですが、部品の初期不良がないかを確認するため、仮組み状態で簡単に動作確認をしておきましょう。

…無事、表示しましたね。
タッチなどの不良もなさそうなので、画面を取り外して、新しい画面へと交換していきます。

元通りに組み立て直したら、再度動作確認。
一通りの動作にも問題は見られませんでしたので、これにて修理完了となります。

最近のスマートフォンの画面は、液晶の表示面積が大きくなるように縁の部分が狭いものが多いため、画面交換後の固定は接着剤で行うことが多いです。
そのため、作業完了後にも接着剤がある程度固まるまでのお時間が必要となり、全体の作業としては60分くらいは必要となる場合が多いです。
また、完全に固着するには1日ほどのお時間が必要となるため、交換した翌日くらいまでは出来る限り丁寧に取り扱って頂けましたらと思います。