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本日修理にお持ち込みいただいたのは、Galaxy のS8という機種になります。

一見何の問題もないように見えますが……
横から見てみると端末と背面パネルの間に大きく隙間ができてしまっていることが確認できます。
このような症状の原因は、ほとんどがバッテリーの膨張です。
実際に隙間から内部を覗き込んでみると、バッテリーがパンパンに膨らんでしまっていることがわかります。
このままではさらに大きく膨らんでしまうことも考えられるため、早速バッテリー交換を行いましょう。

 

今回の修理は、Galaxy S8 のバッテリー交換です。
Galaxyシリーズは、ほとんどの端末が背面側から分解していくタイプとなります。
S8も例に漏れず、背面パネルの取り外しからから始まります。
本来であれば背面パネルは特殊な粘着テープにより本体に強力に接着されているのですが、今回はバッテリーの膨張により一部がすでに剥がれてしまっています。
そのため通常の分解に比べると分解しやすくはありますが、背面パネルはとても割れやすいので取り外しは慎重に。

パネルを取り外すとワイヤレス充電用のコイルなどが出てきます。
こちらはねじ止めされていますので、外し忘れの内容全て取り外しましょう。
そうすると、ようやくバッテリーが見えてきます。
基盤へと伸びているコネクターを外しバッテリー本体を取り出し……といきたいところですが、このバッテリーも本体に接着されています。
破損させないように丁寧に取り外しましょう。
膨らんだバッテリーが取り外せたら、新しいバッテリーを取り付けて動作確認です。

問題がなければ、組み立てと背面パネルの再接着を行い、修理完了です。

 

SO