Samsung Galaxy S9の電池膨張によって背面パネルとフレームの間に隙間が発生したとの事で修理のご相談を頂きました。

 

Galaxy S9といえば、2018年5月に発売されたスマホで、当時価格で約10万円のスマートフォンでした。

現行でも使用可能なスマートフォンですが、5年も経過しているため、最低限バッテリー交換を行う必要がございます。

サブ端末としてでも優秀なスマホですので、修理をオススメします✨

 

ただし、画面ディスプレイが故障した際には、修理パーツが高くあまりオススメ出来ません。

Galaxy全般ですが、画面パーツが高く、データ救出目的や思い入れがある。などの理由であれば修理を推奨します！

他の修理方法では、同端末を一台ご用意頂き基板を載せ替える方法もございます。

 

長期使用により電池の持ちも悪くなっていた様で動作確認を行っている際に、発熱や電池の減りが早いと確認が出来ました。

 

表面のガラスが割れてしまっていますが、使用することは可能ですが、次落としたり衝撃を与えてしまうとディスプレイが映らなくなったり、誤動作に繋がってしまいます。

画面が割れていて使う場合には、必ずバックアップを取りましょう！

 

電池が膨張していて、背面パネルが外れそうな状態でした。

Galaxy S9は防水性能があるモデルですが、バッテリー膨張や経年劣化によって防水性能は低下・失われてしまいます。

 

背面パネルを剥がし、指紋センサーパーツやNFCアンテナパーツ類を取り外します。

ネジ数本で止まっていますがGalaxyはネジも重要な物ですので無くさないようご注意下さい。

 

 

アンテナパーツを外し、バッテリーコネクタを抜きます。

 

 

本体からバッテリーを取り外します。

バッテリーの下は画面が見えており、バッテリーを外す際にアルコールを使ってしまうとディスプレイに水跡が出来るリスクがございます。

 

 

新しいバッテリーを取り付け、テープで固定します。

 

 

動作チェックを行う前に、外したNFCアンテナパーツや指紋センサーパーツを取り付けてから動作チェックを行います。

 

 

充電チェックを行い、問題なく電池残量が貯まるようであれば最後に背面パネルを圧着して修理完了となります。

 

 

バッテリー膨張で浮いて居た背面パネルは問題なく収まるようになり、無事終了となります。

一度背面を剥がしているため防水は無くなっていますので水辺での仕様はお控え下さいませ。

 

GalaxyS9のバッテリー交換のご紹介でした！

アンドロイドホスピタル八王子店では、Galaxy SシリーズやNoteシリーズ、Aシリーズの修理にご対応しております。