本日修理にお持ち込みいただいたのはこちらの端末

AQUOS R5G です。
バッテリーがすぐになくなってしまうとのことでお持ち込みいただきました。
こちらの機種は、発売からすでに3年以上が経過しています。
快適にバッテリーが使用できる期間の目安としてはおよそ2〜3年ほど。
使い方によってはそろそろバッテリーの劣化がかなり進行してしまっていてもおかしくない時期です。
頻繁に充電するのが大変とのことでしたので、バッテリー交換を行っていきます。

 

それでは早速修理開始です。
今回の修理は、AQUOS R5G のバッテリー交換。
まずは端末を分解していきましょう。
AQUOSはsenseシリーズは前面、Rシリーズは背面から分解していくものが多いです。
今回のR5Gも背面側からの分解です。
本体に強力に接着されている背面パネルを、慎重に取り外していきます。
ヒートガンなどを使用して温めて粘着力を弱めると、少し取り外しやすくなります。

背面パネルを取り外すと、写真のような状態に。
ここから基盤状のプラスチックカバーを外し、バッテリーを交換します。
動作確認をして問題がなければ、分解と逆の手順で組み立てて修理完了です。

 

今回の交換したバッテリーですが、若干の膨張も見られました。
バッテリーは劣化とともに膨張してくることがあります。

別機種のものになりますが、ひどいものになると上の写真のような状態までパンパンに膨れ上がってしまうことも。

バッテリーは本来は平らな板状のものです。
あまりにも大きく膨張してしまうと画面や背面パネルが内側から持ち上げられて割れてしまったり、内部の他のパーツが圧力で故障してしまうことも。
今回の端末のものはそこまで膨張していませんでいたが、そのまま使用し続けると膨張が進行してしまっていた可能性があります。
画面や背面パネルに隙間ができている等、バッテリーが膨張している感じがしたら早めに交換した方が良いでしょう。

 

SO