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本日は、充電が出来なくなってしまったGalaxyA20についてです。
充電が出来ない場合、主に次のようなことが原因のことが多いです。

➀充電器や充電ケーブル、電源タップの使用による電圧不足など。
他の充電器やケーブルを試してみたり、壁コンセントに直接充電器を挿して充電を試してみましょう。
➁バッテリーの劣化
充電マークは出るけれど充電が全く溜まらなかったり、再起動を繰り返していたりする場合にコチラを疑います。
再起動ループの場合は、基板上の電子部品の故障やOSのシステムファイルの破損の可能性もあります。
➂充電口部品の破損
接触が悪いような場合はまずコチラが原因です。
充電器を挿しても全く反応がない場合にもコチラが疑わしいですが、この場合も基板上の電子部品の故障やOSのシステムファイルの破損の可能性もあります。

今回は、電源は入るけれど充電器が全く反応しないとのことでしたので、基板修理案件ではなさそう…。
➀は基本的には確認済みとのことですので、充電口部品の破損が一番疑わしいですね。
ということで、充電口部品を用意してからご来店頂き、修理させて頂くことになりました。

では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずはバックパネルを外してからとなるのですが、今回は既に外れた状態でお持込み頂いたので、メイン基板を覆っているプラスチックカバーを取り外してバッテリーの接続を解除します。
次にサブ基板を覆っているプラスチックカバーを取り外して、充電口部品がくっついているサブ基板自体を交換します。

後は元通り組み立て直して動作確認。
…充電器を挿しても全く反応ありません。
バッテリーが原因でしょうかね？
仮付けで他のバッテリーを付けて動作確認しても症状変わらず。
何が原因なんだと悩むこと数秒…
メイン基板とサブ基板を繋ぐフレックスケーブルに切れ目が入っておりました。

充電口部品がついているサブ基板からバッテリーが接続されているメイン基板へ電流が流れていない状態のため、充電が出来ないということでしょうね。
別途メイン基板とサブ基盤を繋ぐケーブルを手配、コチラを交換してみると無事充電が出来るようになりました。

これにて修理完了です。

今回は、バックパネルが剥がれた状態でしたので、その際にケーブルの一部が断線してしまったんでしょうね。
基本的にはバックパネルが外れていなければ動きのあるところでもないので断線するようなことはないところですが、バッテリーの膨張などでバックパネルが剥がれてしまったというような場合には一度目を通しておきたいところですね。