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ここ数年で発売されたスマホはユーザーによるバッテリー交換ができない仕様になっており、経年劣化によって充電量が少なくなってしまった場合のバッテリー交換はメーカー修理に出すか、当店のような修理店にご依頼いただくことが多いと思われます。

ただ、中には不慣れな業者もあるようで作業方法によって、数日から数週間で今回のようなことになることがあります。

今回はXPERIA Z5なのですが多くのスマホで同じようにバッテリの接続をコネクタで行っています。

お持ち込み時は電源が入らなくなっていて充電もできない状態でしたが、半年ほど前に他店でバッテリー交換をしたそうで・・・

早速分解して、バッテリーを確認すると、バッテリーと基板の接続部分のコネクタが左の写真のように破損していました。正常な状態が右の写真なので違いは一目で分かると思います。

これでは電気が正常に流せないので電源や充電関連の不具合が起きて当然です。

破損の原因はおそらくバッテリの固定がしっかりされていなかったために内部でバッテリーが動いてコネクタに負荷がかかったと推測されます。

お客様には気の毒ですが再度バッテリー交換して修理費のご請求となりました。

基板側で損傷が無かったのが不幸中の幸いです。

動作異常は見受けられなかったので良かったです！

ご利用ありがとうございました。