京セラK002の二つ折りガラケー修理を承りました!
2020.02.03 修理速報 基板修理 , その他機種・ガラケー
懐かしの二つ折りケータイの「京セラK002」の修理を承りました!
こちらのガラケーは2009年5月ごろに発売された機種となります。
なんと現在から11年前の端末になります!
こちらの機種を当時ご使用になられていた方いらっしゃいましたら
懐かしく思うのではないでしょうか?
当店にお持ち込みいただいた「K002」についてですが
故障の症状を確認したところ、
電源のランプは点くにも関わらず、
液晶画面が、ずっと真っ暗になったまま
映像が映りませんでした。
充電の反応はありましたので、
恐らく液晶画面のバックライト
または液晶画面自体が故障してしまって
映像が映らない症状となっていました。
またよく調べてみると、こちらの「K002」では
液晶画面が真っ暗になってしまうような症状が
よく起こりやすい事が分かりました。
端末にはマイクロSDカードスロットがありますので、
データを移すことができますが
画面が映し出されない状態では、
データを見られないので、
データをバックアップすることができません。
珍しい機種ではございますが、
当店で修理をさせていただきました!
きちんと動作出来る「K002」をもう一台ご用意いただき、
お客様がご使用になられている基板を移植する作業とさせていただきました。
こちらが作業途中のものになりますが
本体のカバーを外した状態です。
当時の技術力が垣間見られますが、
非常に小さなパーツで構成されています。
この中で一つでも傷をつけてしまうと、
基板にダメージを与えてしまう可能性があります。
慎重に、中の基板を取り出します。
こちらが無事に取り出した本体の基板になります。
この様に、非常に精密で
さらに細かなパーツで構成されています。
一番大きく目立つのはバックカメラですね。
マイクロSDカードスロットは、
上にあるオレンジ色のパーツになりますが、
非常に薄いケーブルで作られています。
これはフレキシブルケーブルと言いますが
負荷をかけてしまうと、すぐに切れてしまいます。
基板を取り出して、移植が完了した「K002」は
無事に映像が映し出されました!
中のデータをお客様にご確認いただき、
無事にデータを取り出すことに成功しました!
昔の思い出がよみがえってくると思います。
ガラケー時代でありながら、すでにカメラを搭載されていたので
画質は少し悪くても、思い出はそのままとなります。
こちらのような、珍しいガラケーについても
当店では修理が可能です!
昔のガラケーは、写真や電話帳などを
今のスマホのように、データを自動バックアップ出来ないので
取り出すには、本体から直接データを取り出すしかありません。
ですので、ガラケー修理についても
条件はございますが、パーツ交換でのお直しや
基板を移植することで、修理が可能ですので
お困りの方がいらっしゃいましたら是非当店にご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
スマホスピタル 名古屋金山店 店舗情報
- 住所
- 〒460-0022 名古屋市中区金山1-16-11グランド金山ビル3F
- 営業時間
- 11:00-20:00
- nagoyakanayama@smahospital.jp
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