画面割れにより使用しなくなっていたAndroid One S1の中古端末とのメイン基板交換修理について。
2023.03.04 修理速報 基板修理 ,
本日は、画面割れにより、画面が全く映らなくなってしまったAndroid One S1の修理についてです。
以前使用されていた端末で、既に新しい機種を使用しているので、最低限内部データのバックアップが取れるようになってくれればとのご依頼でした。
画面が全く映らないとはいえ、振動したり充電ランプが点灯はする模様。
となると、画面を交換するだけで修理が可能そうですね。
問題は画面部品の手配…
色々と調べてみましたが、交換修理用の互換部品の販売がされていないようですね。
ただ、こちらの端末は中古端末が結構お安めのお値段での入手が可能でした。
画面以外の箇所にも不具合があったとりしても一緒に交換して修理も出来ますし、案外中古端末での修理の方が良いかもしれませんね。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
中古端末を用いての画面交換修理の場合、画面部品だけを交換するか内部のメイン基板を修理端末と中古端末とで入れ替えるかのいずれかの方法により修理することとなります。
どちらで修理するかは、その端末の構造によりけりですね。
バックパネル側から内部にアクセスしていくタイプのAndroidの場合、画面部品はかなり強力に接着されており、場合によってはその取り外し時に破損させてしまう恐れもございます。
また、画面部品の取り外しによって、防水性能が大きく下がってしまうこともございますので、この場合には内部メイン基板のみを入れ替えることによって修理するのが良いですね。
一方、画面側から内部にアクセスしていくタイプのAndroidの場合、分解過程でどちらにせよ画面を取り外す必要があるため、画面部品だけ交換するのが効率的です。
今回の端末は、バックパネル側から内部にアクセスしていくタイプのAndroidのため、内部のメイン基板だけを入れ替えることにより、修理を行っていきます。
バックパネルを取り外して、メイン基板を覆っているプラスチックカバーを取り外し、メイン基板に繋がっているケーブル、コネクタを全て取り外して、後はメイン基板を交換するだけ。
交換後、電源を入れてみると無事立ち上がって、ロック解除画面まで進めることが出来ました。
タッチなどにも問題は見られないようですので、これにて修理完了となります。
Android端末は、iPhoneなどと比べると交換修理用の部品の流通が少なく、メーカーや端末の発売時期などによっては部品の入手が難しいということも度々ございます。
そういった場合であっても、中古端末を入手さえ可能であれば修理対応は可能ですし、当店においては同機種端末をお客様にお持ち込み頂いての修理も承っております。
ご家族で同じ機種を購入しており、修理に使用しても良いという端末があれば、作業工賃だけでの修理が可能なので、比較的安価に修理することが可能ですので、気になる方はお気軽にご相談して頂けましたらと思います。
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