地面に落とした衝撃で、画面の表示がついたり消えたりするようになってしまったXperia10Ⅲの修理
2022.10.27 修理速報 ガラス+液晶交換修理 , Xperia 10 Ⅲ
本日は、画面に目立った割れはないけれど、画面が一瞬だけ点灯しては消えるを繰り返すXperia10Ⅲの修理についてです。
有機EL画面が破損した場合によくある症状となりますね。
電源を入れた際に振動などもしておりますので、画面は映っていないもののとりあえず電源は入る模様。
画面の他にも駄目になってしまっている箇所がある可能性も否めないのですが、画面を交換してみないことには、他の修理箇所を探ることも難しいです。
ひとまずは、画面を交換して、様子を確認してみようかと思います。
今回の端末は、バックパネルからメイン基板にアクセスしていくタイプのAndroid端末となります。
画面の交換となるので、どちらにせよ画面の取り外しが必要になってくるのですが、バッテリーの接続を解除してから作業を行っていく必要があるため、とりあえずはバックパネルの取り外しから行っていきます。
バックパネルは割れにくいとまではいきませんが、割れやすい材質ではありませんし、バックパネルの取り外しに際して断線してしまいそうなケーブルの配線などもございませんので、比較的取り外しやすい端末ですね。
バッテリーの接続が外せたら、画面のケーブルを外して、仮付け状態で画面が正常に機能するかを確認します。
…無事画面が映り、タッチ機能にも問題が無いようです。
そうなると、後は画面を新品の部品に交換して、組み立てとなりますね。
今回の端末の画面は、かなり強力な接着剤で固定されております。
加熱マットやヒートガンなどで熱してやっても全然外れる気配がありません…。
画面の交換さえすれば、無事機能することは確認出来ているので、割ってしまうのを覚悟で無理矢理取り外すしかなさそうです。
画面と本体との間に金属製のヘラを差し込んで、横にスライド。
画面が割れてしまいますが、ひとまず気にせず本体の周りを一周させ、画面を取り外します。
この状態だと、周囲に割れた画面の破片が残ったままとなるので、こちらを丁寧に取り外します。
全ての破片が取り外せたら、新しい画面を仮付けしてみて、隙間などが空かないかを確認します。
問題がなければ、接着剤で画面を固定してやり、動作確認。
…一通りの動作に問題がないようですので、これにて修理完了です。
今回のように画面の接着が強力な端末の画面交換修理の場合、その取り外しにおいて、外装の一部に傷がついたり、破損してしまう恐れもございます。
出来る限り、破損などないように慎重な作業を心掛けてはおりますが、作業上難しいものもあるということはあらかじめご了承頂けましたらと思います。
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