さまざまな電機メーカーから多種多様なスマートフォンが発売されていますが、3万円ほどで購入できる安価なスマホもあれば20万円ほどする超高価なスマホも実在します。3万円でも20万円でも音声通話やインターネットなどの基本的な機能は変わりません。ではいったいなぜこれほどまでに価格の差が出てくるのでしょうか?本体のフレーム、ガラス素材の頑丈度が異なる高価なスマホは本体のフレーム部分がステンレス素材でできていたり、ガラスも割れづらいコーティングが施されたものが多いです。また高級感のある素材が使われることで洗礼された美しいデザインの機種も多いです。安価なスマホはプラスチックやアルミ素材などのコストを抑えた素材のものが使われることが多いため、落下したときに凹みなどの破損が生じてしまうことがあります。 カメラ性能が異なる高価なスマホは3〜5個程度のカメラレンズを搭載しています。広い視野で撮影できる超広角レンズや、遠くの場所もしっかりズームできる望遠レンズなど、超高性能なレンズを搭載することで写真撮影を思う存分楽しむことができます。安価なスマホはカメラレンズが1〜2個程度で、カメラの画素数や昨日も高価なものに比べると劣ってしまいます。 スクリーンの素材が異なる従来のスマホは一般的な液晶パネルが使われていましたが、最近では有機ELという色鮮やかで鮮明に映るディスプレイを採用したスマホが増えてきました。ただしこの有機ELディスプレイはコストが高いものになるので、安価なスマホにはあまり搭載されていません。ディスプレイが液晶か有機ELかにより消費電力などもかなり変わるため、スマホを選ぶ時は一つの判断材料にしても良いかもしれません。 処理能力、速度が異なるパソコンや家電製品などと同じですが、高価なものほど処理能力が高いです。ゲームをしたり動画配信サービスを閲覧したり長時間の動画撮影をしているとどうしても本体の処理が重くなり、動作がカクツク時があります。高価なスマホは処理能力が高いので動画編集や負荷の高いゲームでもサクサク動作することができます。中にはパソコンよりも高スペックなスマホもあるほどです。使用用途に応じてスマホを選ぼう!LINEや電話などがメインで、スマホを連絡手段の一つとして使っているなら安価なスマホでも十分使えます。写真撮影、動画配信サイトの閲覧、ゲーム、動画編集など、スマホを娯楽の一つとして楽しみたいなら高価なスマホもおすすめです。スマホは2、3年以上長く付き合う大切なものです。慎重に選んで大切に使いましょう!