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夏にご依頼が急増する「水没復旧修理」。

お手洗い・お風呂場・台所といったご家庭内での水没に加えて、

海・川・湖・プールなどでの水没事例も多くなる時期です。

防水性能が搭載されている機種も、そうでない機種でも、

水没することで電源が入らなくなったり、動作がおかしくなったりすることが多いんです。

そして、電源が入らない・起動しない・操作できないとなると、

データの移行やバックアップなどもままならなくなってしまいます。

 

では、

AndroidやiPhoneに向けて、水没復旧修理をお受けしております。

通常、部品交換修理となると、部品が必要になりますので、

機種や修理箇所によっては、部品のお取り寄せが必要になったり、

そもそも部品が手に入らなかったりといった可能性があります。

しかし、水没復旧作業は、基本的にはどのような機種であってもお受けすることができます。

先日は、HTC 10 (HTV32)という機種の水没復旧修理をお受けいたしました。

プールで水没されて、そこから電源が入らなくなってしまったそうです。

最後のバックアップを作成されてから、かなりの期間が経過しているそうで、

データを取り戻せたらとのご依頼でした。

 

分解してみた所、確かに内部がしっかり浸水してしまっていました。

 

頭脳パーツにあたる「基板」を見てみると、

水没反応マーカーにもしっかりと反応がありました。

このまま分解を続けて、この基板を一時取りはずします。

 

この取り出した基板に、水没復旧作業を行ないます。

このように、分解によって基板が取り外せる機種については、水没復旧作業を試みることができます。

 

水没復旧作業に加え、内部の乾燥・清掃も同時に進めます。

そして、作業結果ですが↓

無事に電源が入り、操作も可能です！

少々、動作が不安定な部分がありましたが、データのバックアップをお取りいただける状態まで復旧いたしました☆

 

Androidスマホを含む精密機器は水に弱く、

一度水没してしまうと、水没する前の状態まで戻ることは、基本的にはございません。

それでも、今回のHTC10のように、

データのバックアップが可能な状態まで復旧する端末は少なくありません。

水没したスマホからデータを取り戻したいとお考えでしたら、

お早めにまでお問い合わせください！