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今回はGooglePixelのスマホの修理依頼をご紹介いたします！

 

スマホを水没させてしまって電源が入らなくなったということでお客様よりご相談頂きました。

 

お使いの機種はGoogleのPixel４ XLという機種だそうです。

 

スマホ全体が水没してしまったようなのでダメージの範囲が広く、修理で完全に元に戻すことは難しいかもしれない状態です。

復旧が出来てもどこかしらに後遺症が残ってしまう可能性もある為、水没での修理依頼の場合はデータを復旧したいというデータ重視のお客様向けの修理となってきます。

 

このままデータが消えてしまうのが困るという事で修理をご要望でしたので、端末をお預かりして修理を進めていきました！

 

こちらが修理でお預かりしたPixel４ XL。

水没してから何日も経ってしまっているとの事でしたが、内部がどのような状態になっているのか調べていきます。

 

バックパネルからの分解となります。

開けた段階でも茶色いサビが発生している所がいくつか見受けられますね・・・

 

バッテリーのコネクターも腐食が進んでいるようです。

 

この辺りはサビが目立ちますね。

 

一度全ての部品を取り外して、基板や各部品を点検しながら復旧に向けて作業を進めていきました・・・

 

2時間程作業を進めていき、作業の結果は・・・

電源が復旧しました！

中のデータは初期化にはなっていないのでそのまま残った状態だと思います。

 

動かせるようになってからは、どの程度使用できるのかテストして確認していきました。

充電機能やカメラやスピーカー・タッチパネル等の基本的な動作が出来るか確認してったのですが、このスマホはSIMカードを読み取りできない状態になっているようでした。

SIMカードが挿入されていない状態という事以外は、普通に動いています。

 

念のため、再度分解をして内部をチェックしましたが腐食による基板の損傷が原因という判断に至りました。

SIMカード使用不可なので、Wi-Fiの通信しか出来ませんがデータの移行などには影響はないでしょう。

交換可能な部品であればご希望に合わせて、追加で修理を承ることもありますがSIMの読み取りに関しては部品交換ができない箇所なので、このままでのお返しとなりました。

 

今回の修理では水没で電源がつかなくなってしまっていたスマホが起動できるようになり、データを救出できる状態になりました。

浸水のダメージの度合いによっては今回の端末のように後遺症が残って完全には直せない場合があります。

皆さんも水没にはお気を付けて頂きたいという事と、もし水没してしまった場合には早急に修理店にご相談頂けたらなと思います。

修理のご依頼は店舗までご連絡お願い致します。