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本日ご紹介するのは

富士通のARROWS NXの基板移植です。

 

そもそも基板移植とは後述いたします、端末の心臓部分でもある基板部分を丸ごと同じ端末に移植すると言う作業になりますが

例えば、ARROWS NXの場合は全く同じARROWS NXの機種でないと基板の移植が出来ません

その際は別色のカラーでも大丈夫ですが、ARROWS 〇〇の丸部分が異なりますと

基板サイズなどが異なることがありますので全く同じ端末が必要になります

 

なぜ今回は基板移植なのかと申しますと

どうしても修理する際には修理パーツが必要になりますが

流通が限りのあるパーツですと、なかなか入手が出来ない場合があります

その際は同じ端末をご用意していただくことで修理が可能になっております。

 

今回の症状は、急に電源が入らなくなり起動しなくなってしまったとの事でした

バッテリーや液晶を移植でもいいのですが

今回の端末は基板移植の方がやや容易に出来るので基板移植となります

写真左がお客様が利用していた端末で右の端末はご用意した端末になります。

こちらの端末は背面部分から開けるのですが

背面部分を開ける際には、機種にもよりますが

タッチセンサー部分、NFC機能（お財布ケータイ機能）のコネクターなどがある端末もあるので

気を付けて開けていきます。

 

こちらが背面部分を開けた写真になります。

このように端末の内部にはパーツがすごく多く配置されてますが

１個１個を外して基板を取り除きます

基板を外したら、隣の端末に基板を載せ替えます

載せ替えたら背面を再度テープで貼り付けて、外れないように圧着して修理完了です

 

このように生産終了してパーツ自体がない端末も同じ端末さえあれば修理可能になっておりますので
ぜひ、お問合せいただきましてご来店くださいませ！