Huawei P30 liteの画面交換修理を承りました
2022.01.19 修理速報 ガラス交換修理 , Huawei P30lite
最近、めっきりと影の薄くなったHuawei。
しかしながら、一時期は廉価で高性能な端末を販売していたこともあり格安SIMを中心に多くのキャリアで販売されていました。
その為、画面修理やバッテリー交換等、Android端末の中でも非常に多くお持ち込みいただいております。
今回はそんなHuaweiのP30 liteの修理を承りましたのでご紹介いたします。
P30 liteは2019年5月24日発売と発売から3年弱が経っている機種になりますが、日常利用には十分なスペックを兼ね揃えています。
また、P liteシリーズ最後のGMS(Google Mobile Service)対応機種となり、これ以降の端末はGoogleのサービス(Gmail,Playストア等)が利用できなくなってしまったこともあり、非常に多く出回っている端末となります。
操作中に誤って地面に落としてしまい、ガラス割れや表示不良が起きてしまったということで、画面交換にて修理を承りました。
壊れてしまったパネルを取り外し、右の新しいパネルを取り付ける作業となります。
しかしながら、P30 liteは画面のケーブルが裏まで回り込んでいるため、背面の分解も必要となります。
今回のお客様は、落下の衝撃で背面割れも発生しておりましたが、背面の交換は不要という事でこれ以上割れが広がらないように慎重に開腹をしていきます。
修理用の加熱マットで背面をしっかりと加熱して接着を弱めたうえで、専用の溶剤も併用し無事に背面を取り外すことが出来ました。
P30 liteは背面に指紋センサがあるため、本体と背面がケーブルで繋がっています。
ケーブルを誤って切断しないように、オープナーを深く挿し込みすぎないことはもちろん、背面パネルを取り外す向きにも気を付ける必要があります。
続いて、基板上を覆っているプレートを取り外し、バッテリーの端子を取り外します。
精密機器の修理でまず第一に行う必要があるのが電気の遮断となります。
本体に電気流れたまま作業を行うと、技術者の感電や、ショートによるパーツ破損の可能性が高くなりかなり危険です。
本来であれば、指紋センサを取り外す前に行うべきですが、本体の構造上難しいため今回はこの順番で取り外した形となります。
また、P30 liteは画面のケーブルがバッテリーの下を通っているためバッテリーの取り外しも必要です。
勿論バッテリーは再利用するため、傷がついたり折れ曲がったりしないように取り外す必要があります。
Huaweiの端末はバッテリーが取り外しやすい工夫がされており、分解する身としては嬉しい限りです。
ここまで分解すれば、後は画面を取り外すのみとなります。
四方に付いている接着剤を剥がし、裏を通っているケーブルを抜けば無事取り外し完了です。
早速、新しいパネルを仮付けし動作確認を行います。
画面表示やタッチ操作等が問題なければ、先ほどと逆の手順で組み立てを行います。
取り付け時は、パネル浮きが発生しないように専用の接着剤を使用し取り付けていきます。
修理業者の中には、接着剤ではなく汎用の両面テープで画面を固定しているところもあります。
しかしながら、最近の端末はベゼルレス化が進んでいることもあり、0.5mm程度の幅でしか画面は固定されておりません。
そのため、そのような取り付け方では容易に画面浮きや、最悪の場合画面そのものが外れてしまうなんてことも起きてしまいます。
そんなことが起きてしまわないよう、スマホスピタルでは前述の通り専用の接着剤を使用し組み立てていますのでご安心ください。
スマホスピタル新宿アルタ店ではAndroid端末の即日修理も承っております。
今回お預かりしたP30 liteもデータそのままで1時間程度で修理が完了いたしました。
勿論、在庫がなければ即日対応が出来ないため、修理ご依頼の際はまずは一度お問合せいただければと思います。
スマホスピタル 新宿アルタ店 店舗情報
- 住所
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目24−3新宿 ダイビル 3階
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- 11時~20時30分(無休)
- shinjuku@smahospital.jp
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