バッテリーの膨張によりバックカバーが外れかけているZenfone Max Pro(M2)のバッテリー交換
2022.03.18 修理速報 バッテリー交換修理 , ZenFone Max Pro(M2)
本日は、バッテリーの膨張して、バックカバーを押し上げてしまっているZenfone Max
Pro(M2)のバッテリー交換です。
こちらの端末のバックカバーは、強力な粘着テープで固定されているのですが、それを押し上げてカバーの一部が開いているような状態になっています。
今回のZenfoneの機種の場合、バッテリーが膨張しても構造上バックカバー以外には悪影響を与えることがないのは幸いですが、それでも膨張したバッテリーはバッテリー内部に可燃性のガスが溜まっている状態ですので、何かの拍子に内部ガスが漏れ出た場合には発火などの恐れもあります。
バッテリーの膨張に気が付いた時には、出来るだけ早めのバッテリーの交換や買換えを検討して頂きたいところです。
では、実際のバッテリーの交換へと移っていきましょう。
外れかかっていたバックカバーを外すと、更に内部にプラスチックカバーが付いています。
こちらは側面の電源や音量ボタンを覆うように装着されているので、画面から取り外すようなイメージで取り外していくことになります。
その後は、ネジ留めされているメイン基板を覆うカバーを取り外せば、バッテリーのコネクタが見えてきますので、バッテリーを交換するだけですね。
例の如く、バッテリーは強力な粘着テープで留められていますので、そちらを剥がしていく必要があります。
今回はバッテリーが膨張していることもあり、金属性の工具は出来るだけ使いたくないところ…
粘着剥がし用のソルベントと呼ばれる液体を使用して、バッテリーを取り外して行きます。
取り外しも終われば、後は元通り組み直して動作確認です。
電源は問題なく入るようですし、タッチなどにも問題はなさそうですし、大丈夫そうですね。
これにて作業完了です。
スマホは普段持ち歩くものだけあり、バッテリーの膨張などはスマホ本体だけでなく身の危険にも繋がります。
また、膨張しているのに気が付くくらいまでの状態になっていると、そのスマホの構造などによっては、他の部品に悪影響を与えることも考えられます。
機種や膨張の度合いによっても勿論異なってきますが、いつ画面がつかなくなったり、電源が入らなくなったりしてもおかしくありませんので、バッテリーを交換するにしろ買換えをするにしろバックアップはしっかり取っておいた方が良いでしょうね。
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