今回、修理にお持ち込みいただいた機種はHUAWEI Mate 20 Proになります。
修理希望箇所などをお伺い致しますと、
「背面が浮いてきたから圧着してほしい」
との事でした。
そのため、端末を拝見いたしますと確かに背面が浮いてしまっています。
【画像】
しかし、力を入れても背面は閉じません。
ただ背面が浮いているだけならば、背面は元のようにハマるはずです。
そのため、別の可能性が出てきました。
バッテリー膨張です。
バッテリー膨張は、その名の通りバッテリーが劣化などによって膨張してしまう症状です。
しかし、ただ膨張しているだけか。と安心してはいけません。
バッテリー膨張は、発火の可能性や本体基盤の劣化を早めてしまう可能性が高い症状です。
そのため、出来る事なら早めのバッテリーの交換がおススメです。
【画像】
背面をはずした後の画像です。
バッテリー部分が大きく膨らんでしまっています。
そのため、背面が閉まらなかったのだと分かります。
さらにバッテリーの上にあるコードも圧迫してしまっています。
そのため、このまま放置していたらコードが外れてしまい電圧の負荷により最悪、起動不可になっていたかもしれません。
しかし、バッテリー交換を行なえば今後もしっかりと使えると考えられます。
そのため、バッテリー交換は必要です。
対策
バッテリー膨張は、原因がこれだ!と分かるわけではないので対策としては、バッテリーの劣化を抑えることが一番だと考えられます。
バッテリーの劣化は、経年劣化もありますが充電の仕方や日頃の端末の使い方次第で劣化を早めることもあります。
充電の仕方では、急速充電などは基本的にバッテリーの劣化を早めますので普段使いはあまりおすすめではありません。
また、充電をしながらスマートフォンを使うこともバッテリーの劣化を早めますので充電するときは休ませてあげましょう。
まとめ
今回、バッテリー交換後しっかり背面部分が戻りましたので修理完了になります。
バッテリーの膨張は危険な症状ですので背面や画面が浮いてきたと感じられましたらお気軽にお近くのスマホスピタルへお越し下しさい。
スマホスピタル 京都河原町店 店舗情報
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- 〒600-8001 京都市下京区四条通河原町東入ル真町88-3 ユー・イットウ池善ビル2階
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- 11時~20時(定休日:なし)
- kyotokawaramachi@smahospital.jp
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