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今回の修理をご依頼いただいたのは、AQUOS Rです。

お風呂に入浴しながら使用していたところ誤ってお湯の中に落としてしまい、それ以来電源が入らなくなったとのことでした。

こちらの端末にはある程度防水機能はありますが、使用に伴う劣化で十分に機能を発揮できなかったのでしょう。

なんとかデータだけでも取り出したいとのことでしたので、急いで修理に入りましょう。

お持ち込みいただいた端末は、電源も入らず文鎮状態です。

AQUOS Rは背面パネルを取り外すところから分解が始まります。

ねじはなく粘着テープで貼り付けてあるだけですが、そのテープが強力であるため慎重に取り外します。

 

背面パネルと基板のカバーを取り外すと、基盤が見えてきます。

水没故障は、この基板部分の不純物によって通電不良になっていることが多いです。

そのため、この基盤を取り外し不純物を丁寧に取り除いていきます。

水没してから時間が経ちすぎてしまうと錆や腐食などの不純物が多く発生し、復旧率が下がってしまいます。

そのため素早い対応が必要なんですね。

 

不純物の除去・乾燥が完了したら、再度基盤を取り付けて通電確認。

無事に電源が入り、データが取り出せるようになりました。

 

防水でも水没故障は起こります。

最近のスマートフォンには防水機能が搭載されているものが多くありますが、それでも水没故障は後を絶ちません。

使用環境や端末の劣化により防水性能が低下してしまうからです。

特にお風呂での水没故障は多く、年間通して修理のご依頼が後を経ちません。

さらにこれからの時期は、プールや海などに遊びにいくことも増えるかと思います。

端末の防水機能を過信しすぎずに、十分対策をして使用しましょう。

 

渋谷では、ご来店いただくことなく修理可能な郵送修理にも対応しております。

豊島区池袋駅から徒歩30秒には池袋もございます。

ぜひご利用ください。

 

SO