今回修理にお持ちいただいたのはこちらの端末。

AQUOS R3 です。
一見何の問題もないように見えますが、端末を持ち上げて横から見てみると……

何と背面のパネルが剥がれて浮き上がってしまっています。
お客様に詳しく伺ってみると、普段の使用の際にはケースを装着しており、このような状態になっていることに気が付かなかったとのことでした。
実はこの症状、それほど珍しい故障というわけではありません。
原因のほとんどは内部バッテリーの膨張によるもので、修理屋としてはよくみる症状の一つです。
それでは早速修理開始です。

 

今回の修理は、AQUOS R3 の膨張してしまったバッテリーの交換です。
この端末の分解は背面側から。
まずは中途半端に剥がれてしまっている背面パネルを完全に取り外してしまいましょう。
ヒートガンなどで温めて、接着を弱めてから慎重に取り外します。

パネルが取り外せたらバッテリーが見えますが、この状態ではまだ取り外すことができません。
バッテリーのケーブルが基盤に繋がっているため、基盤上のプラスチックパーツも取り外しましょう。
こちらは、粘着剤ではなくねじ止めになっています。
これでようやくバッテリーが交換できます。

膨らんでしまったバッテリーを取り外し、新しいバッテリーを取り付けます。
分解した部分を元に戻し、背面パネルも新しい粘着剤でしっかりと接着していきます。
これで修理完了です。
背面パネルの浮きもなくなり、安心してご使用いただけます。

 

渋谷では、お持ち込みだけでなく郵送での修理受付も行っています。
豊島区周辺で修理をご希望の方は、池袋駅から徒歩30秒の池袋もぜひご利用ください。

SO