充電ができなくなってしまったASUSのZenFone Max Plus (M1)の修理
2023.02.10 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , ZenFone Max Plus(M1)
本日は、充電が出来なくなってしまったASUSの Max Plus (M1)の修理についてです。
充電が出来なくなった場合、
①充電器や充電ケーブルの故障
②充電口部品の破損
➂バッテリーの劣化
などが原因として考えられます。
②、➂に関してはご自身で確認するのは難しいですが、①に関しては簡単に確認が可能かと思われます。
店頭でも簡単に確認は致しますが、宜しければ修理ご依頼前に一度別の充電器や充電ケーブルを用いてご確認して頂けましたらと思います。
今回の原因は②充電口部品に問題アリ
充電ケーブルを挿しても全く反応がない状態だと、②が原因なのか➂が原因なのかは部品を交換してみるまで分からないのですが、今回は充電口部分の負荷のかかり方によって充電が出来たり出来なかったりする状態…。
典型的な充電口部品の不良の症状ですね。
早速、問題となってくる部分の部品を交換してみましょう。
今回の端末は、画面側に基板やバッテリー、その他部品がくっ付いており、それをバックパネルが覆うような構造になっているAndroid端末となります。
修理工程
バックパネルがツメで引っかかっているようになっているので、少々開けづらかったりはしますが、画面側からしか開けられないAndroid端末と比べると、比較的分解しやすい端末となりますね。
通常、こういった構造の端末の場合、バックパネル側に指紋認証部品がくっ付いていたりすることが多いのですが、今回は完全に蓋としての役割のみ。
ケーブルの断線の恐れもないのが有難い端末ですね。
バックパネルが外れたら、バッテリーの接続を外してやり、問題の充電口部品の付いた小さなサブ基盤を交換してやります。
サブ基盤側にはスピーカーの部品がはんだ付けされているので、こちらを忘れずに移植するようにしましょう。
交換が済んだら、後は元通りに組み立て直して動作確認です。
…充電ケーブルを挿して、すぐに充電が出来るようになりましたし、充電ケーブルを左右に揺さぶってやっても充電が途切れることはございません。
これにて修理完了です。
充電口部分の不良は、画面割れやバッテリーについで故障しやすい部分といえます。
iPhoneであれば、まず間違いなく容易に修理が可能な箇所なのですが、Android端末となるとメーカーや機種によっては途端に修理が難しくなってしまうところでもございます。
部品の入手が困難であったとしても、最終手段として同機種中古端末を容易して部品を移植するという手もない訳ではないんですけどね。
気になる方はお気軽にご相談して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
- 住所
- 〒923-0801 石川県小松市園町ハ23-1 アル・プラザ小松2F
- 営業時間
- 10時~20時 (第2・第4水曜定休日)
- komatsu@smahospital.jp
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。