充電が出来なくなってしまったdtab d-01kの修理について。Android系のタブレットの修理も対応可能です!
2023.07.27 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , Android
本日は、充電が出来なくなってしまい、バッテリー切れにより電源が入らなくなってしまったdtab d-01kの修理についてです。
電源が入らなくなってしまった場合、次のようなケースが考えられます。
①充電が出来ずにバッテリーの残量がなくなってしまった
②基板などに問題があり、電源が入らなくなってしまった
➂実は電源は入っているが、画面が真っ暗な状態
ケースによって、修理費用がかなり異なってきますので、原因の切り分けが重要となってきますね。
今回はというと、電源ボタンを入れようとすると画面にバッテリーが空ですよというような表示がされましたので、十中八九①が原因でしょうね。
ちなみに…
長い間使用せずに放置していた場合を除いては、多少ながらバッテリーの残量は残っているはずなので、大体バッテリーの空表示がされます。
これがされない場合、基板の故障か画面の故障などが疑われますが、充電ランプが点灯するかどうかで基板か画面かの切り分けが可能です。
…ただし、機種によっては充電ランプはつかないものもあったりするので、これで判断できない場合もございますけどね。
と前置きはこれくらいにして…
実際の修理工程へと移りましょう。
今回の端末は、画面側から内部にアクセスしていくタイプのAndroid端末となります。
タブレット端末は、このパターンが多いですね。
この場合、画面の取り外しの際に、画面割れや画面部品の故障をさせてしまいやすいので要注意!
まぁ、今回の端末は、結構古い機種ということもあり、画面の縁が広く、比較的分解いしやすい機種でしたけどね。
画面を固定する粘着テープが外せたら、ショートによる故障個所の拡大をさせないようバッテリーの接続を解除してから画面部品を取り外しましょう。
後は問題の充電口部品の交換となります。
タブレット端末の場合、充電口部品がメイン基板に直付けされていることが多いです。
この場合、取り外し・取り付けが非常に難しいのですが、今回の端末は充電口部品が小さなサブ基板となっており、ケーブルでメイン基板と繋がっているタイプ。
小さなサブ基盤を交換するだけで修理が可能となるので、非常に有難い構造ですね。
交換が済んだら、仮組みして動作確認です。
…充電反応も見られますし、バッテリーが溜まるのも確認が出来ましたので、これにて修理完了となります。
今回は画面自体は問題なく表示しておりましたので割愛しておりますが、電源ボタンを押しても画面が真っ暗なままな場合、ソフトウェアの不良が原因のこともございます。
その場合、強制再起動により症状が改善することもございますので、修理を考える前に端末の型番と強制再起動の方法を調べて、一度再起動を試してみるのが良いでしょう。
ちなみに…
今回の端末の場合、電源ボタンを10秒ほど長押しすると強制シャットダウンが可能です。
dtab d-01kの電源が入らなない?画面が真っ暗なままという場合には、一度シャットダウンをした後に、再度立ち上げを試してみて頂けましたらと思います。
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