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今回AQUOS Sense4lite(SH-RM15) を雨の中使ってしまった結果、水没させてしまい起動しなくなったとの事でご依頼を頂きました！

お客様より、大雨の中スマホを使っていた所、電源が落ちてそこから立ち上がらなくなった。大切なデータが入っているから復活させて欲しいとの事。

端末のカメラレンズには内部の水滴が付着していて曇っています・・

 

スマホの防水性能は、年々強化されていますが、欠点がございます。

経年劣化によって防水性能は失われてしまう事です。

いくら防水性能があっても、熱や劣化などでテープの粘着が弱まり水没してしまいます。

また、防水性能も条件があり、雨水では不適切なのです。

 

水没してる時点で電源を入れようとするのは絶対にやっては行けない行為です。

 

早速分解していきます。

端末の内部に水滴があるのでまずこの水滴をすべて取り除く作業から始めていきます！

端末の画面を外して内部を見てみると内部にはかなりの量の水滴が確認できます・・・

今回は水没後すぐにお持ち込みいただいので緑青などの腐食発生は目視では確認できません。
お持ち込みが数日...数時間ほど遅れていたら、最悪の場合は緑青の腐食発生で基板やコネクタ類が故障する可能性があり、その場合は修理できなくなることもあるので注意が必要です！

今回は内部の乾燥と一部の絶縁処理で起動できるように修理ができました！

復旧時点でカメラや電源ボタンが故障している状態でした。

今回のような水没は最悪の場合データが消えてしまう可能性があり、その可能性は水没から時間が経てば立つほど復旧率が悪くなります。
ですので水没をしたら早急に何かしらの対処をしなくてはいけません！

今回はデータ取り出しを優先としておりますので、早めにバックアップを取って頂き買い替えとなります。

 

もし今回のような水没させてしまい電源が入らないなどでお困りの際はアンドロイドホスピタル八王子店にお任せください！