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今回修理にお持ち込みいただいたのはこちらの端末。

Huaweiのmate9 という機種です。
2016年発売の少し古い機種ですね。
今回は、こちらの電源が入らなくなってしまったとのことでお持ち込みいただきました。
原因を探るため色々お聞きしていると、どうやら少し前からバッテリーの持ちがかなり悪くなっていた様子。
加えて一度もバッテリー交換したことがないとのことでしたので、まず疑わしいのはバッテリーの故障ですね。
発売からの経過時期を考えても可能性は高そうです。

 

それでは早速修理を開始しましょう。

今回の修理は、Huawei mate9 のバッテリー交換。
こちらは、本体フレームに背面カバーがカパっと覆い被さっている形状の機種です。
珍しいというほどではないですが、どちらかというと現在では少ない構造ですね。

ネジとツメで固定された背面カバーをゆっくりと外していくと、カバーから本体基盤にケーブルがつながっているのが見えます。
無理矢理カバーを外してしまったりするとこういう部分が断線しやすいので、自己修理を検討している方は事前にしっかり構造を調べて慎重に行いましょう。
背面カバーが取り外せたら、まず最初にバッテリーのケーブルを抜きます。
ショートする危険性を減らすためですね。
そうしたら、次はバッテリーの上を通っているケーブルの取り外しです。
そしてバッテリー本体の取り外し。

バッテリーはフレームにテープで接着されているので、慎重に取り外しましょう。
曲げたり穴を開けたりすると、発火・破裂の危険があります。
古いバッテリーが取り外せたら、同じように新しいバッテリーを取り付けます。
分解した部分を元通りに組み立てて電源を入れてみると、無事に起動することが確認できました。
やはりバッテリーの故障・寿命だったようですね。

 

SO