本日は、画面割れにより、下半分くらいが映らなくなってしまったarrows M05の修理についてです。
小さなお子様に割られてしまったようで、朝一番にお問い合わせ頂きました。
とはいえ、arrowsは国内でしか販売されていない端末のため、互換部品がそもそも製造販売されておりません。
そのため、修理するには、通信キャリアなどに持ち込んでメーカーに送付、対応して貰うか中古端末を取り寄せて、内部基盤を移植することで対応するかとなってきます。
発売日が古ければ古いほど中古端末価格は安くなり、修理のご依頼のハードルも低くなるのですが、古すぎると今度はそもそもの端末の入手が難しくなります。
今回の端末は発売が2019年12月なので、3年近く経過しており、入手もしやすく、中古販売価格もそこそこ。
比較的修理しやすい端末でしたね。
今回は、以前取り寄せておりました端末もあったこともあり、修理予算は若干超えてしまっていたようでしたが、修理のご依頼を頂けました。
ということで、早速修理へと移っていきましょう。
まずはともあれ、バッテリーの接続を解除するところからです。
今回の端末は、バックパネルから内部にアクセスしていくタイプのAndroidになります。
比較的分解のしやすい端末となりますが、バックパネルを外す際にNFC部品や指紋認証ケーブルの断線に注意が必要となります。
事前に構造を把握しておかないと破損の恐れがあるので、要注意ですね。
バックパネルが外れたら、基板を覆うプラスチックカバーを取り外し、バッテリーの接続を解除します。
後は、メイン基板を取り外して、中古端末側へと移植、元通りに組み立て直すだけですね。
基板の取り外しの際にsimトレーを外しておかないと引っかかってしまうので、simトレーの取り外しだけ忘れないようにしておきましょう。
動作確認してみると、無事電源が入り、画面も綺麗に映るようになりました。
一連の動作にも問題がないようですので、これにて修理完了です。
arrowsやAQUOSなどの国内でしか販売されていないような端末は、市場に出回っている修理部品の数が非常に少ないです。
特にarrowsともなると、機種によってはバッテリーすら入手が難しいことも…。
とはいえ、中古端末から移植しての修理対応なども可能ですので、対応出来ない訳ではありません。
まぁ、機種やタイミングによっては、移植するための中古端末の入手が難しかったりもするのですけどね。
ともあれ、対応可能かやその修理費用のお見積り自体は無料で出来ますので、気になる方は是非一度お問い合わせ頂けましたらと思います。
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