スマートフォンに使われているタッチパネルの仕組み、壊れた時の対処法
2022.11.28 お役立ち情報
スマートフォンを毎日使用していて、疑問に思った事はありませんか?そもそも「タッチパネルの仕組み」ってどうなっているのか?当店に持ち込まれる機種でXperiaシリーズが最も多く、中でも画面の割れでタッチが効かない事もあります。
画面が割れてしまった際にタッチが効く物、効かない物とありますがタッチが効かない時点で操作ができず緊急で修理に出したくなります。タッチパネルには種類があり主に「抵抗膜方式」「静電容量方式」と別れます。綿密に言えば他にもあります。
映画などで観る空中に映像が出てそれに触れて操作するなんて事がありますが、あれも光学方式に近く実現可能な技術です(コストは知りません)。
さて前者の仕組みは簡単で「電極膜」という膜が2枚上下にあり、押した部分の電極膜が上下が接着した部分が反応する仕組みです。圧力で反応する為指以外にもペンなどでも反応してくれます。ゲーム機のDSなんかもそうですね
今回その後者の仕組みについて簡単にご説明しておきます。「静電気でタッチが反応している」というのは聞いた事がありませんか?
アンドロイドのXperiaやGalaxy、ネクサス等で採用されているのは「静電容量方式」とよばれているもの。
ガラスの下にタッチパネルと呼ばれる薄い膜状の物が取り付けられています。そこには静電気が流れています。人間も静電気を帯びる事がありますよね。冬場に金属触れて「痛い!!」ってなるやつです。あれは体内に静電気が溜まっている状態です。
タッチパネルに帯びている静電気を指で吸い取ると、静電気がなくなった部分に入力がいくという仕組みです。
パネルを触る=静電気を取るという事です。よって電気を通さない皮やタッチペン以外のペン等は操作できませんね。
これらは似ていますが、内部構造が違うので別物になります。
こういった技術は使用用途によってどれを使うのかで別れます、今後は光学方式を使い空中での操作が可能になる日がきます。
ここまではちょっと難しい画面のタッチセンサーに関するお話でした。ここからは画面のタッチが上手くできないときの対処法をご説明していきます。
- 乾燥しすぎているとタッチ操作がきかない
- 濡れている手で操作をしてもうまく反応しない
- 静電気を大量に帯びていて操作ができていない
1は指のあたる場所などを変えると操作ができたりします、冬はハンドケアをして乾燥を防ぐ事をオススメいたします。2の濡れている手で操作というのは基本避けるべきです、精密機械のスマホですので水分は厳禁といえます。水分はふき取った状態で操作をしてみましょう。3静電気を大量に帯びている場合、冬に起こりえる事象です、これは手洗いやアルコール消毒をすると静電気は体外に放電されますのでオススメです。お部屋乾燥しているのも原因の一つなので加湿器などでお部屋の湿度を調整してみるのも一つの方法になります。
画面の破損や圧力をかけてしまい画面損傷している場合、上記のような方法では恐らく効果がないでしょう、破損してしまっている画面パーツの交換をオススメいたします。操作がちょっとおかしいという程度であれば一度再起動を試みてください、システムのリセットでも改善されない場合は早急ににご相談ください。
Xperiaシリーズ、Galaxyシリーズ、Pixelシリーズ、AQUOSシリーズをはじめ様々な機種に対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。
スマホスピタル 福岡天神店 店舗情報
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